(画像・記事元:superluchas.com 記者:Apolo Valdés)
『ライオンハート』としてメキシカンルチャリブレ業界では知られるクリス・ジェリコは、CMLL創立91周年興行でミスティコと対峙するため、ほぼ30年振りに待ちに待ったアレナ・メヒコに戻ることとなる。90年代に消すことが出来ない爪痕を残したジェリコは、ルチャリブレの聖地に戻ることができる感動を表現し、完璧なタイミングでのカムバックにであると考えているという。
「かつてアレナ・メヒコで試合を行ってからかなりの時間が経った。そして、帰るための理想的なタイミングだと思ったんだ。大きなインパクトを与えたかったし、思い浮かんだ最大の試合というのが『ライオンハート』対ミスティコだった。俺の目標はメキシコとCMLLのファン達に何か特別なものを生み出すことさ。」
世界的なレベルでの活躍とメキシコシティ滞在中の特別な思い出があり、ジェリコはアレナ・メヒコに戻ることをノスタルジーを感じながら感慨深く思っており、CMLL創立記念興行にてファン達に忘れることが出来ないスペクタクルを届けようと決意したという。
また、ベテランレスラーはCMLLとAEWのコラボレーションにより所属選手の交流が可能となったことで、両団体のファンにとって恩恵を与えていると強調した。
「世界はより狭くなった。Youtubeやインターネットで多くの人々がメキシコ人レスラーを知り、いつでも彼らの試合を観ることが出来るようになった。しかし、実際に生で観戦するに勝るものはないんだ。より多くの人がアレナ・メヒコを知ることになるし、それはきっと良いことだ思っているよ。」
ジェリコとミスティコの試合は9月13日のメインイベントで行われることが発表されており、プロレスファンの記憶に残る壮大な試合になることは間違いない。