(画像・記事元:superluchas.com 記者:Apolo Valdés)
22年間に渡りメキシカンルチャリブレのマスコット的キャラクターであるケモニートを演じてきたヘスス・フアレス・ロサレスは、彼を有名にしたキャラクターの使用を止めなくてはならない。というのも、CMLLはこれ以上のキャラクターを使用しないことを決定したからだ。
Récordの報道によると、大円団が訪れるのはケモニートとCMLLの法的論争に終止符が打たれる10月10日から15日頃となるとのことだ。同紙が伝えるところによると、弁護団の話ではキャラクターの知的財産権を有しているのはCMLLの為、問題が解決次第、ヘスス氏はキャラクターの使用を止めなくてはならないという。
ケモニートはCMLL退団を決意
ヘスス・フアレスは2023年、引退への支援不足、複数の合意に対する不履行を理由に契約の更新を行わないことを決意し、自身がデザインしたキャラクターと、伝説的ナレーターのドクトル・アルフォンソ・モラレスによって名付けられた名前と共に退団しようという意思を見せていた。しかしながら、法律的な事実がケモニートの肖像権を使用し続けることが出来ないのだという。
さらに、直近でNetflixで短編ドキュメンタリー映画『ケモニート:ファイナルラウンド』が放送され、ほぼ40年というキャリアで積み重なった複数の負傷により二度と試合が出来ないヘスス・フアレス・ロサレスの日々が描かれている。身長僅か80cmという同氏は自身の計画とケモニートに関連したキャラクターグッズの販売で生計を立てていたが、今後は、彼の人生を築いたともいえるキャラクターを使用することが出来ない将来と対峙しなくてはならない。