ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

今週のCMLL 3/27 ~ 4/2

3月27日月曜日 アレナ・プエブラ(ストリーミング配信あり)

LUCHA ESTELAR
¡ EMOCIONANTE REVANCHA EN RELEVOS INCREÍBLES !

MR. NIEBLA®, DIAMANTE AZUL Y EL TERRIBLE
vs
RUSH®, LA MÁSCARA Y PIERROTH

¡ INTERNACIONAL SEMIFINAL !

MATT TAVEN, MARCO CORLEONE Y VOLADOR JR.®
vs
ÚLTIMO GUERRERO, EUFORIA® Y GRAN GUERRERO

EVENTO ESPECIAL
POR EL CAMPEONATO NACIONAL FEMENIL

PRINCESA SUGEHIT
(CAMPEONA)
vs
(RETADORA)
ZEUXIS

TERCERA LUCHA

SOBERANO, FUEGO Y PEGASSO
vs
SKÁNDALO, MISTERIOSO Y TORO BILL JR.

SEGUNDA LUCHA

ESPIRÍTU MALIGNO, BLACK TIGER Y MILLENIUM
vs
POLICE MAN, INQUISIDOR Y APOCALIPSIS

PRIMERA LUCHA

CENTELLA ROJA E HIJO DE CENTELLA ROJA
vs
EL PERVERSO Y SOMBRA DIABOLIKA

 注目のカードはミッドカードのメキシコ女子王者タイトル戦。現王者のスヘイは先月25日アレナ・コリセオ興行にて、セウシスを破って新王者となると、3月19日アレナ・コリセオ・モンテレイではセウシスからの挑戦を退け初防衛に成功。セウシスはタイトルを奪われてから2週続けてのベルト奪還への挑戦ということになる。セミにはRoHのマット・ターバンが登場。

3月28日火曜日 アレナ・メヒコ(ストリーミング配信あり)

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 RoHから遠征中のマット・ターバンがメインに登場。アトランティス、バリエンテとタッグを組んで、ニエブラロハ、エウフォリア、グランゲレロと激突。ミッドカードはティタンとボビー・ビジャの電光石火マッチ。2試合目は女子ルチャで、マノネグラの娘のサネリー、シルエタ、バケリータが、ダリス、レイナ・イシス、メタリカと対戦。

3月28日火曜日 アレナ・グアダラハラ

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 メインにはカリスティコが登場。ミスティコ、ボラドール・ジュニアとタッグを組んで、ペステネグラのニエブラ、ネグロ・カサス、カベルナリオと対戦。セミは、マルコ、ディアマンテアスル、アンヘル・デ・オロ対リッパー、ドラゴンロホ、ポルボラのタッグマッチ。

3月31日金曜日 アレナ・メヒコ(ストリーミング配信あり)

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 金曜日のメインはルーシュとマット・ターバンのシングルマッチ。実力は拮抗しており、激しい試合になるのは間違いなし。ミッドカードにはマスカラなしのピエロスが登場。メフィスト、クラネオとタッグを組んで、ボラドール・ジュニア、マキシモ、マルコと対戦。2試合目は女子ルチャ。スヘイ、ハロチータ、エスカディが、セウシス、アマポーラ、ティファニーと対戦。

4月1日土曜日 アレナ・コリセオ

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 土曜日コリセオのメインはカリスティコとエウフォリアのシングルマッチ。ベテラン同士による熱い試合に期待。セミではインゴベルナブレスが登場。ルーシュ、ピエロス、マスカラが、宿敵ディアマンテアスル、アンヘル・デ・オロ、ジョニー・アイドルと対戦。ジョニー・アイドルがインゴベルナブレスと絡むのは初。ミッドカードにはダイナマイト兄弟のフォラステロが単体で登場。

4月2日日曜日 アレナ・メヒコ

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 土曜日コリセオ興行に引き続き、カリスティコが日曜日もメインに登場。ミスティコ、ドラゴン・リーとタッグを組んで、メフィスト、カベルナリオ、フェリーノとタッグマッチで激突。ミッドカードには逸材発掘イベント優勝のボビー・ビジャが登場。バンジェリス、ルシフェルノとタッグを組んで、レイ・コメタ、ジョニー・アイドル、フエゴと対戦。

4月2日日曜日 アレナ・グアダラハラ

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 注目試合特になし!

オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス興業結果レポート

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(写真・記事元:solowrestling.com Walter Rosales)

 2017年3月17日金曜日アレナ・メヒコにて、CMLLがサルバドール・ルテロス、そしてビジャノⅢの功績を称えるオメナヘ・ア・ドス・レジェンダス興業を開催し、そのメインでは、ピエロスとディアマンテアスルが満員の会場でコントラマッチを繰り広げた。

 1試合目のエストレジータ、マルセラ、スヘイ対セウシス、アマポーラ、ティファニーの試合では、不幸なことにエストレジータがトップロープから場外へ落下する事故が発生。試合はルーダの反則負けとなったが、幸先の悪いスタートなってしまった。

 2試合目のドラゴン・リー、エストゥーカ・ジュニア、ティタン対エウフォリアのタッグマッチでは、ドラゴンリーとニエブラロハが観客の期待通りの動きを見せ、華麗な場外への空中技を繰り広げた。試合はテクニコ側の勝利となった。

 アトランティス、カリスティコ、マルコ対ルーシュ、マスカラ、クラネオの試合では、クラネオが予想外のインゴベルナブレスのふたりとの連携で活躍。試合はルード側の勝利。

 ウルティモゲレロとマットターバンのによるNWAミドル級タイトル戦では、観客の声援を受けたウルティモゲレロが有利だった。試合は、ダイナミックな展開で観客は大興奮。ターバンは王者を脅かす存在となったが、第二ロープからのパワーボムから、ゲレロエスペシアルを決めたウルティモゲレロが防衛に成功した。

 セミのCMLLトリオ王者タイトル戦では、緊急手術を受けることとなったエフェストの代わりにエチセロが急きょ参戦。挑戦者のメフィストルシフェルノは作戦変更を余儀なくされたが、試合の質が下がることはなく、絶妙なコンビネーションを見せた。3本目ではボラドール・ジュニアとエチセロがリングから去ると、ミスティコとバリエンテが、華麗なシューティングスタープレス、バリエンテバスターで、ルシフェルノとメフィストを破り、タイトルの防衛に成功した。

 メインのマスカラ戦では、ディアマンテアスルとピエロスが激突。この試合を待っていたと言わんばかりに、会場の熱気も最高潮へと達した。1本目を速攻で奪ったピエロスだったが、続く2本目ではディアマンテアスルのマスクを奪い、反則を取られ試合はイーブンに。3本目は、セコンドのマキシモ、そしてルーシュの介入、さらにはマスカラ、マルコ・コルレオーネまで登場。その後、テリブレが登場し、インゴベルナブレスを攻撃した。レフェリーによって彼らが他場処分となった数秒後、ディアマンテアスルのジャーマンスープレックスが決まり、ピエロスを破った。マスクを取ったピエロスは、ルチャリブレ歴26年のアルトゥロ・ムニョス、47歳と名乗ったのち、彼が会場を後にするまで、ディアマンテアスルを攻撃し続けた。

www.solowrestling.com

ジャック・スワガーがWWEを退団

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(写真:WWE.com 記事元:Mr. Lucha)

 数日前、簡潔で無味乾燥な文面で、WWEが元世界王者のジャック・すわがーの退団を発表した。情報によれば、ジャック・スワガーが退団を申し出たとのことだ。

 ジャック・スワガーは数週間前に発信したポッドキャストにて、WWEでは自分に主役に必要な素質がないということへのフラストレーションを告白し、WWEへ退団を申し出たとのこと。

 以前にも報道した通り、ティニエブラスや、アルベルト・エル・パトロンが参加するFULLへの参加が決定している。

 2006年に入団してから役11年をWWEで過ごしたジャック・スワガーは、アマチュア時代にスカウトされた。2008年ECWタイトルを獲得すると、スターへの道を歩み始める。マネー・イン・ザ・バンクで勝利し、それから2010年ヘビー級タイトルを獲得した。

 2013年に反移民者のキャラクターで登場し、レッスルマニア29にて、アルベルト・デル・リオの持つタイトルに挑戦。そのレッスルマニアの数週間前にはマリファナ所持で逮捕されており、それから彼のキャリアが凋落した。

www.mrlucha.com

FREEDOMSから正岡大介と佐々木貴が緊急来墨!

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 ハードコアルチャでお馴染みの団体DTUが3月24日金曜日イダルゴ州パチューカのアレナ・アフィシオンで開催する興行に、FREEDOMSの正岡大介と、選手であり代表取締役佐々木貴が参戦。正岡はDTUの誇るシクロペとシングルマッチで激突。一方、社長の佐々木はDTUのオベットとタッグを組んで、DTU王者のミエド・エクストレモ、そして、日本でもお馴染みのビオレント・ジャック組と対戦。好カードにも関わらず、メキシコシティ開催ではないというところが残念だが、非情に気になる興行だ。

デモニオインフェルナルがパンテラⅠに勝利

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(写真・記事元:THE GLADIATORES ALFONSO LIZÁRRAGA)

 水曜日ナウカルパンで開催される伝統的なIWRG興行、デモニオインフェルナル、レランパゴ、カラウィが、エンペラドール・アステカ、フリーランスパンテラⅠとタッグマッチで激突した。インポシブレとの激しい抗争が続くレランパゴはこの夜、エンペラドール・アステカと対決し、デモニオインフェルナルは、パンテラⅠと、そして、体格に大きな差があるにも関わらず、フリーランスは、フランス出身のカラウィと対峙した。

 試合開始早々、ルード側は複数で一人を攻撃する戦法を取り、驚いたテクニコ側はほとんど反撃できず、一本目はルードの勝利。二本目では、フリーランスパンテラⅠが反撃のきっかけを作り、試合を振り出しに戻すと、三本目では、両タッグによる拷問技の応酬、そして場外への空中技が繰り広げられた。どちらが勝つのか誰も予想できないまま、最後は、機会をうかがっていたデモニオインフェルナルが、経験豊富なパンテラⅠに変形ドライバーを決めると、そのままピンフォールを奪いチームを勝利に導いた。

 試合後、デモニオインフェルナルは、パンテラⅠの持つIWRGライト級タイトルマッチへの挑戦を宣言した。

www.thegladiatores.com

シルバーキングがナウカルパンで大暴れ

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(写真・記事元:THE GLADIATORES DIEGO MEJÍA EGUILUZ)

 シルバーキングは、どんな会場の観客でさえも熱狂させる、嵐を告げる一羽の鳥である。そして、彼が登場したのは伝統的なアレナ・ナウカルパンであり、今回もその例外ではなかった。エロデス・ジュニア、トラウマⅠとタッグを組んだサイモン・ブランコの息子は、エレクトロ、インポシブレ、ティグレ・デル・リングとリング上で対峙した。

 シルバーキングは複数で相手一人を徹底的にたたく戦法で、反撃の機会をテクニコ側に与えなかった。エロです・ジュニアの膝蹴りを喉の付近に受けたインポシブレが担架で運ばれると、試合は一気にルード側に優勢となり、トラウマⅠのクルセタがティグレ・デル・リングに決まると一本目はルードの勝利となった。

 このままルード側が2本連取で、試合は一気に決まるかと思われたが、控室からイホ・デ・マスカラ・アニョ2000が助っ人としてテクニコ側に付くと、リズムを崩されたルード側は反撃できず、2本目はテクニコ側の勝利となった。勝敗を決める3本目では、エレクトロがシルバーキングを関節技でギブアップを誘ったが、シルバーキングは決して白旗を振らなかった。マスカラ・アニョ・2000ジュニアがピンフォールを狙いに行ったが、控室から現れたシルバーキング・ジュニアが椅子を持ってリングに上ると、マスカラを襲撃、試合はルード側の反則負けとなった。

 試合後、試合に勝利したとは納得がいかないマスカラは、シルバーキングにシングルマッチでの再戦を宣言した。

www.thegladiatores.com

ジュニア世代の反乱!?

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 3月19日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催されるIWRG定期興業の全カードが発表。メインはジュニア世代の反乱ということで、総勢10名のジュニア世代選手がエリミネーションマッチ形式で対戦。最後に勝ち残った選手が、エロデス・ジュニアの持つJUNIOR DE JUNIORSタイトルへの挑戦権を得るとのこと。イホ・デ・ドスカラスが登場しないのが謎なところ。セミのタッグマッチでは、オカマチームのディーバ・サルバヘ、デマシアド、ニグマが、モスコ・X-フライ、レランパゴ、カラウィと対戦。