モンテレイのアレナ・コリセオ・モンテレイにてMDA LUCHA LIBREの興行が10月1日日曜日に開催。メインイベントでは、火中のアルベルト・エル・パトロンが、イホ・デル・サント、そして、シルバーキングとトリプルスレッドマッチで激突する。セミのシングルマッチでは、ザック・セイバージュニアとエクストリームタイガーが対戦。他にも、ドスカラス、レイ・ホルスなどが登場。
CMLLの定期興業が復活
(画像元:@CMLL_Oficial 記事元:solowrestling.com Walter Rosales)
CMLLが来週から定期興業を復活させる。9月19日に発生した地震の影響で、一部の定期興業をキャンセルしていたCMLLだが、10月3日からアレナ・メヒコでの定期興業を復活させる。
プエブラ州が震源の地震で影響を受けたメキシコシティは、非常事態に宣言により、アレナ・メヒコとアレナ・コリセオでの興行をキャンセルせざるを得ない状況に陥った。地震の影響を受けなかったアレナ・プエブラとアレナ・コリセオ・グアダラハラでは定期興業は継続していた。
仮にこの非常事態宣言が撤回されない場合、CMLLは、アレナ・メヒコ、アレナ・コリセオで開催予定だった興行を、テレビ局との契約を履行するため、影響の受けなかった会場で開催する予定を組んでいたが、幸運なことに、メキシコシティでの興行の復活を許可されたため、10月3日火曜日から定期興業を再開させる。
ここ数週間、CMLLと、所属する選手はメキシコシティにおける、災害復興活動に協力していた。アレナ・メヒコは臨時の食糧備蓄・配給センターとして使われ、救急処置の訓練を受けた選手が対応に追われた。
ガルサ・ジュニアとウルティモニンジャがアレナ・ハリスコで大暴れ
(写真・記事元:estrellasdelring.blogspot.mx Eduardo Reyes Ruiz)
アレナ・ハリスコで開催されたMuchas LuchasとCara Lucha合同で行われたインディー興行のメインイベントにて、グアダラハラとモンテレイで活躍するルチャドールがタッグマッチで激突した。この日タッグを組んだ、ガルサ・ジュニアとウルティモニンジャは、マカブレ、ガジョと対戦し、最後は、ガルサ・ジュニアがレフェリーを上手く騙し、マカブレ・ガジョの反則負けとなった。
また、セミのタッグマッチでは、グアナトブラザーズのブライアン・ビジャ、ウィリー・バンデラスが、オカマチームのデマシアドとディーバ・サルバヘを破った。試合は、先にピンフォールを奪われ試合から退場したデマシアドが、残ったディーバ・サルバヘを助けようとしたところを、運悪くレフェリーにつかまり、逆にその隙にブライアン・ビジャがディーバ・サルバヘにローブローを決め、そのままピンフォールを奪った。
Indy Nationの進撃は止まらず
(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)
水曜日のアレナ・ナウカルパンにIWRGが帰ってきた。9月27日水曜日に開催された定期興業では、金網コントラマッチが行われ、IWRG、GYM Zeus、そして、Indy Nationの選手が死闘を繰り広げた。
総勢24名のルチャドールは、試合開始後5分から金網からの脱出を目指し、最後まで脱出できなかった選手は、マスクを脱ぐか、丸坊主にしなければならない。試合は金網の中、所狭しと展開した。試合が動き出したのは、Indy Nationのセンチュリオンが肩の負傷で、金網から脱出できず、IWRGのアラミスと、チームメイトのルナティックと残った際、センチュリオンはさらに方へ追い打ちをかけられ、試合は決したかに見えたが、ルナティックの後を追って脱出しようとしたところを、アレスに妨害され、センチュリオンはなんとか脱出に成功する。
最後にリング上に残ったのは、IWRGのアラミスとIndy Nationのルナティックだったが、最後はルナティックがアラミスに勝利し、またしてもアレナ・ナウカルパンでIndy Nationが重要な勝利を納めた。
マスカラ・アニョ・2000ジュニアが新Junior de Juniorsに
(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)
ブラックウォリアー、ブラックウォリアー・ジュニアの持つIWRGタッグ王者タイトルを狙い、一時は同盟関係を結んだマスカラ・アニョ・2000ジュニアとエロデス・ジュニアだったが、9月24日アレナ・ナウカルパンでJunior de Juniors王者のタイトルを賭けた試合で対峙した。
試合では、挑戦者が会場に入った途端、現王者のエロデス・ジュニアがマスカラを急襲。拷問技で体力を奪い、そのままみちのくドライバーで一本目を奪った。続く、二本目では、エロデス・ジュニアと、そのセコンドのアポロ・エストラーダジュニアが凶器攻撃で、マスカラを流血させると、そのままストレート勝ちを収めるかと思われた。ところが、マスカラの更衣室から登場した、フードとコートに身を包んだ謎の二人がアポロを襲撃。それで集中力を切らしたエロデスジュニアの一瞬の隙をついて、マスカラがなんとか試合をイーブンに戻した。
続く三本目では、休む間もなく激しい応酬が王者と挑戦者の間で繰り広げられたが、マスカラの激しい連続キックの前に、ついに王者がマットへ倒れ、ここにJunior de Juniors新王者が誕生した。
コーディ・ローデスが公式にRoHと契約
(画像元:cbs.com 記事元:solowrestling.com Jonathan Romero)
RoHが公式サイトで、コーディ・ローデスとの契約を公式発表した。
コーディ・ローデスがRoHとの専属契約を結んだ。コーディ・ローデスは既にRoH世界王者タイトルを獲得している。RoHは「アメリカの悪夢が家を見つけた」と題して、このニュースを伝えた。契約はラスベガスのSam's Town Hotelにて公開収録され、10月にも放送されるようだ。
RoHは「この契約は、RoH史上初の実りある申し出だった」とコメント。コーディは、数年の間はRoHで試合を行い、また、新日本などの業務提携を結んだ団体でも活躍するだろう。
数か月前、ジェリー・ローラーのポッドキャストのDinner with the Kingのインタビューにおいて、コーディは「RoHは俺が正式なFAでいるという事実にうんざりしているんだ。俺は彼らとはサインしなかった。いくつかの興行への出場にはサインしたが、他にも出場できる興行はある。RoHは本当に気に入ったけど、専属契約はしない。俺が専属契約させたんだ。」
コーディはさらに、「RoHの長所と短所を見た。プロレス、そしてトレーニングにおいて前例のない期間に入ったことは知っているし、そろそろ、自分の活躍の場を決める時かなとは思う。ジョー・コフと彼のチームが、早く公開して欲しいと思っているルチャリブレとは関係のないプロジェクトと、素晴らしいオファーを提供してくれた。そして、前もってチーム一丸となって始める潜在能力・・・それが決定打だった。マーティ・スカル、ハングマン・ペイジ、マットとニック・ジャクソン、そして俺・・・1992年のようなドリームチームだ。頭の中に、俺の新しい目標、そして、RoHの目標があって、これ以上い待てないね。」
RoHのマネージャーのグレッグ・ギルランドは、「コーディがRoHで試合を始めた時、我々は彼と専属契約したかったが、彼の望みを尊重することにしたんだ。契約合意は、RoHと彼にとって、大きな一歩であり、世界中のファンを満足させる本物のプロレスをいち早く届けたい。」と告白した。