（画像元：AAA 記事元：solowrestling.mundodeportivo.com 記者：Nicolas Lafferriere）
- ニック・ネメスはアルベルト・エル・パトロンを倒してAAA最大のタイトルをデビュー戦で獲得した。
SPACE LatinoaméricaとTriller TVで配信されたトリプレマニア32にて、プロレスラーのニック・ネメスは、アルベルト・エル・パトロンとの伝統的なシングルマッチを制し、空席であったメガ王座の新王者となった。
メガ王座タイトル戦はヌエボレオン州モンテレイで開催された興行の第4試合目に行われた。リング上で再び相まみえた元WWE所属選手の二人は、当時のライバル関係が再燃すると、ファンを二分にする五分五分の戦いを開始したのであった。
¡TENEMOS NUEVO MEGACAMPEÓN AAA! ¡NIC NEMETH LO ACABA DE HACER! #TriplemaniaXXXII Monterrey EN VIVO por @FiteTV, @canalspace, @StreamMaxLA y @Clarosports. pic.twitter.com/YyPMuogHnX
— Lucha Libre AAA Worldwide (@luchalibreaaa) April 28, 2024
トリプレマニアの何でもありのルールでは、ビールグラス、テーブルなど複数の道具が使用され、両選手の一進一退の攻防が続いた。アルベルトは勝利まであと一歩といういくつかのチャンスに恵まれていたが、最後の瞬間に状況が一変してしまうのであった。
ニックはビールでアルベルトとレフェリーに目つぶし攻撃を決めると、その間にレフェリーに気づかれることなくローブローを決め、二度目のデンジャーゾーンを炸裂させるとピンフォールを奪うことに成功する。アルベルトは試合後に泣き崩れ、息子たちに支えられる中、ネメスは団体で最も重要なタイトルを高く掲げた。
こうして、ニック・ネメスはメキシコのプロレス団体で初となるタイトル、去る3月17日にエル・イホ・デル・ビキンゴが返上したAAAメガ王座を獲得した。ビキンゴは同タイトルを2021年トリプレマニア・レヒア大会でバンディード、ボビー・フィッシュ、ジェイ・リーサル、サムライ・デル・ソルを倒して獲得しており、保有日数は833日、連続防衛回数は24回を記録している。