ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

カブキウォリアーズタイトル防衛成功

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(画像元:wwe.com 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com NICOLAS LAFFERRIERE)

 USA NetworkによるMonday Night Rawにて、カブキウォリアーズが、シャーロット・フレア、ベッキー・リンチ組を下して、WWE女子王者タイトルの防衛に成功した。

 Rawの女子王者であるベッキー、そして、10度も女子王者のタイトルを獲得したシャーロットという、強敵を破って日本人女子レスラーの二人はタッグ王者の座に再び君臨。

 タイトル戦は番組放送開始後すぐに行われた。試合中盤、NXT女子王者のシェイナ・ベイズラーが姿を現し、試合の証人となった。試合終盤ではベイズラーとSmackDown女子王者のベイリーがベッキーの注意を惹きつけると、アスカが素早いロールアップでピンフォールを奪い、タイトル防衛に成功。ベイリーは試合後にベッキーを襲撃すると、その間にベイズラーは観客席の中に姿を消した。

 こうして、WWE女子王者タイトル防衛に成功したカブキウォリアーズだが、これで10月6日から続くタイトル保有日数を36日に伸ばした。同タッグはPPVのイベントHell in a Cell大会にて、アレクサ・ブリスとニッキー・クロス組を破り、同タイトルを獲得した。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/85126-the-kabuki-warriors-retienen-los-campeonatos-femeninos-por-parejas-de-wwe-en-monday-night-raw

チリ人女子レスラーRaw出演終了

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(写真元:wwe.com 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com SONIA ARROYUELO)

 先日放送のWrestling Observer Radioにて、デイブ・メルツァー記者は、Rawの複数回の放送にてシンカラとチームを組んだチリ人女子レスラーのカロリーナが、WWE昇格に向けて再びNXTに復帰することを断言した。

 どうやら、去る金曜日にマンチェスターで収録されたRawのショーにカロリーナは姿を現さなかったことから、現在のところ、同選手のRaw出演は終了したようだ。メルツァー記者は、シンカラとアンドラーデの試合において、アンドラーデのセコンドであるゼリーナ・ベガとのギミックに必要な選手として、チリ人女子レスラーは限定的にRawに採用された、と断定した。

 「カロリーナは去ってしまいました。シンカラの傍にいなかったので、私はそう思っています。恐らく、WWEのメインロスターからも外されていると思います。彼女の登場はゼリーナ・ベガとのギミックのためだったのです。」

 カロリーナとしてRawに姿を現した選手は、チリ人女子レスラーのジェシー選手。2018年にWWEがチリで行ったトライアウトに合格した選手で、13歳の時からルチャリブレレヴォリューション・アカデミーでトレーニングを積み、2度女子王者のタイトルを獲得している。

 8月13日WWE傘下のNXTと正式契約を結んだ彼女は、10月28日にシンカラのパートナーとしてRawで鮮烈デビューを果たした。試合ではレフェリーの注意を逸らそうとしたゼリーナ・ベガを妨害するなどして活躍したが、シンカラを勝利に導くことはできなかった。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/85107-la-luchadora-chilena-carolina-regresa-al-roster-de-nxt

コーディ・ローデスはAEW Dynamiteの成果に満足

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(写真元:AEW 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com IVÁN BEAS)

 AEWのFull Gear大会発表のプレスリリースにて、同社の副社長であり所属選手でもあるコーディ・ローデスが、同社が放送するテレビ番組AEW Dynamiteの放送開始からの6週間の視聴者数について話した。

 視聴率が下降気味であった直近の数週間ではあったが、コーディはその結果について満足しており、登場選手、ストーリー、試合内容によって視聴者数は増加すると考えている。「視聴者数を増やす最高の方法は、その一週間、皆さんに話題を提供すること、皆さんが既に知っている、ファンが応援したくなる、フォローしたくなるような選手を探し出すことです。」

 また、コーディはアナリストらが指摘した視聴者数下落について質問されると、「ここ5年で最大のTNTの放送開始というイベントがあり、ケーブルテレビの視聴率争いはこれ以上にないほど激化している時代です。全員の事ではありませんが、最もネガティブで批判的なプロレス記者たちがしがちなことのひとつは、97年と比較することです。我々はNielsenの視聴者数だけではなく、ITVやFITEといったソーシャルメディアの関心をも見ており、その環境は当時とは全く異なるものです。我々は驚くべき程大量のデータを見ているのです。」とコメントした。

 しかし、コーディがここで強調したかったことは、WWE NXTと視聴率争いを繰り広げたここ6週間で得たものであるようだ。「すべてに満足しています。明らかに成長ののりしろはありますが、可能な限り、このショーをより多くの人にご覧いただきたいのです。ここ6週間、私はほら吹きになろうとしているわけではなく、AJ Styles、フィン・ベイラーといった選手を内包する、世界最大のプロレス団体WWEに視聴率争いで勝ったということが、私に我々が持っている力を確信させました。」

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/85096-cody-rhodes-sobre-las-audiencias-de-aew-dynamite-estoy-muy-feliz

Triplemanía Regia 2019の対戦カードが発表


Triplemania Regia: ¡BOLETOS A LA VENTA!

(記事元:solowrestling.mundodeportivo.com GIN MALKAVAR)

 AAAが12月1日午後5時よりモンテレイベースボールスタジアムで開催される、Triplemanía Regia 2019の対戦カードを発表した。入場チケットは既に販売開始されており、boletomovil.comで購入が可能となっている。

 AAA代表のドリアン・ロルダンは本日催されたプレスリリースでその対戦カードについて発表。特に注目を浴びたのはROH王者のルーシュがAAAのリングに姿を現し、L.A.Park、パガノとのトリプルスレットマッチに臨むという。一方、弟のドラゴンリーも登場し、AAAメガ王者タイトルを賭けて、現王者のケニー・オメガと対戦する。

 メインイベントでは金網コントラマッチが行われ、サイコクラウン、ドクトルバグネル、ブルーデーモン、アエロスター、テハノ、モンスタークラウン、チェスマン、レイ・エスコルピオンが参戦する。

 同大会は生放送を行う予定はないとロルダンは記者からの質問に答えた。そうではあるが、大会自体は収録され、後日、改めて放送されることも認めた。

 現在までに明らかになっている対戦カードは以下の通りだ。

金網コントラマッチ

サイコクラウン、ブルーデーモン、アエロスター、バグネル

モンスタークラウン、テハノ、レイ・エスコルピオン、チェスマン

パガノ対L.A.Park対ルーシュ

AAAメガ王者タイトル戦

ケニー・オメガ対ドラゴンリー

Triplemanía Regia杯

未定

AAA Reina de Reinasタイトル戦

タヤ、ファビー・アパッチェ、浜田文子、ケイラ、レディ・シャニ

タウルス、ビジャノジュニア組対イホ・デル・ビキンゴ、アラミス組対ブライアン・ケイジ、プーマキング組対バンディド、フラミータ組

ビッグマミ、ピンピネラ・エスカルラタ、マスカリタドラダ、ディナスティア組対レディ・マラビジャ、カサンドロ、デムス、デイブ・ザ・クラウン組

 https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/85048-lucha-libre-aaa-confirma-la-cartelera-de-triplemania-regia-2019

ルチャブラザーズがナウカルパンに再び登場

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 11月11日日曜日インディープロモーターのMDAがIWRG、PALLとの共同興行を開催することがあきらかになった。その気になるメインイベントはメキシコ区内外を問わず様々なリングで活躍中のルチャブラザーズのこと、レイ・フェニックス、ペンタ0Mがベスティア666、レイ・ホルスと対戦する。

 他にも、IWRGでお馴染みの選手らが登場。セミのトリプルスレットマッチでは、ドラゴン・ベイン、トロバン、サディコが対戦する。カニスはスーパーノヴァとタッグを組んで、デモニオインフェルナル、インポシブレと対戦。期待の新人のアトミックスターは2試合目に登場。

 

IWRGがAAAチームを下してHigh Power杯に勝利

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(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)

 11月3日日曜日アレナ・ナウカルパンでIWRGとAAAの共同興行が開催され、そのメインイベントでは、各団体の選抜チームがお馴染みのHigh Power杯を賭けて対戦。IWRG代表はピラタモルガン、インポシブレ、フレセロジュニア、スペルノヴァ、デモニオインフェルナル。対するAAA代表はマーダークラウン、モンスタークラウン、マキシモ、ドラゴ、アルジェニス。

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 試合が始まるとIWRGがAAAに先制攻撃。リング内外でAAAチームを追い詰めるが、AAAもチームの力を結束させて、少しずつ反撃開始。しかし、今度は同じチーム内で普段のライバル関係から内紛が発生。インポシブレとスペルノヴァ、AAA側ではルードして活動するアルジェニスが仲間割れしてしまう。

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 数分後、試合は最終局面に突入。マーダークラウンが全体重をかけたボディプレスでピラタモルガンからピンフォールを奪おうとするものの、巻き添えを食らったレフェリーがノックアウト。試合はそのままAAA代表の勝利かと思われたが、控室から別のレフェリーが登場すると、レフェリーへ危害を加えたとしてAAAが反則負け判定を受け、試合はIWRG代表の勝利となった。

http://www.thegladiatores.com/noche-de-triunfos-y-debuts-para-naucalpan/

ROHの医療処置プロトコルをケリー・クレインが批判

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(写真元:ROH 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com SONIA ARROYUELO)

 ROHとその医療プロトコルに対する議論が続いている。具体的には脳震盪に対する処置であるという。昨日のジョーイ・マーキュリーの発言によると、彼女の同団体からの退団を後押ししたのは、労働環境を『安全ではない』と判断したからだという。この発言に組みしたのは、Whomen of Honor王者のケリー・クレインだ。ケリーはGetwek.Netの取材において、彼女自身が脳震盪を起こした際に、彼女の健康を心配しサポートしてくれたのは、ジョーイだけであったと明かした。

 「私が脳震盪を起こし、どこにいたのかもわからなかった時に、ROHの中で唯一、私をサポートし世話してくれたのはジョーイでした。事実、ROHはそういったケースにおける医療プロトコルが不十分です。少し前に、ゼネラルマネージャーのグレッグ・ギルランドに、脳震盪に関する医療処置プロトコルのコピーを届けるように頼み、私はそれを待ち続けていることは知っておいて欲しいのです。シンプルに無視されたのです。」

 ROHは11月1日南アフリカ大会にマーキュリーの代わりにクレインを出場させたかったが、体調不良を訴えた彼女は、脳震盪を証明するために必要な検査を受けることを強く要求したことは覚えておこう。

 これらの選手からの情報を裏付けるために、Gerwek.Netはギルランドに対してこれらの文書化された議論に対する回答を求めたが、ギルランドの回答は力強いものであった。

 「勿論、プロトコルはあります。ROHは選手の負傷については非常に真剣に対応しています。我々が最優先するのは選手の健康と福祉、そして仕事以外の生活についてです。」

 しかしながら、このギルランドの回答は嘘であると批判している選手も複数いる。例えば、元レスラーであり、ケリー・クレインの夫であるB.J.ホイットマーだ。彼はツイッターを通して以下のように反論している。

 「プロトコルを見せろと頼んでみてください。私は、彼らがそれをできないほうに賭けます。なぜなら、存在しないからですよ。多分、@ChrisNowinski1がサポートして、@ringofhonorやゼネラルマネージャーのグレッグ・ギルランドに、絶対に存在すると保証する脳震盪に対する医療処置プロトコルを明るみに出せと、要求することができるでしょう。」

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/84930-kelly-klein-creo-que-roh-carece-de-un-protocolo-para-los-casos-de-conmocion-cerebral