(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)
CMLL創立73周年記念興行で行われた、ミスティコとブラックウォリアーのマスカラ戦から11年後、金銀の王子が再び、ヘスス・トラルこと、ブラックウォリアーとのコントラマッチを制した。しかし、今回は金網コントラマッチということで、トラウマⅡとミステル・エレクトロも参戦した試合だった。
しかも、ただの金網マッチではない。ブル・テリー・マッチで編み出されたチェーンマッチであり、選手は金網から脱出する前に、首に巻かれたチェーンを外すためのカギを手に入れなければならないのである。
試合開始後、ブラックウォリアーはカリスティコを攻撃し、マスクを破壊、流血させた。傍らでは、エレクトロとトラウマⅡが戦いを始めた。数分間の激しい応酬の後、金網から最初に脱出したのは、ブラックウォリアーであった。その後、エレクトロが脱出し、トラウマⅡとカリスティコがお互いのマスクを賭けた戦いを始めると、ブラックウォリアーが金網の中に戻り、トラウマⅡを攻撃。ところが、トラウマⅡはなんとか脱出に成功し、今度はカリスティコとの一騎打ちに。激闘の末、最後はカリスティコがブラックウォリアーをリングに残し、金網から脱出することに成功した。