ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

【CMLL】退団後初アベルノがメフィストとタッグ

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(写真元・記事元:superluchas.com Dark Angelita)

 アベルノとメフィストの再会、そして再タッグ結成には退団から7年の時を要した。

グアダラハラが正真正銘の地獄の夜に変貌

 『Martes de Glamour』と題された火曜日定期興業が開催された、グアダラハラの真珠こと西方の伝統的ルチャリブレの会場にて、CMLLの興行にアベルノが帰ってきたのであった。

 ロス・インフェルナレスや恐怖の三神の他、そして、ロス・イホス・デル・アベルノのかつてのメンバーも、ミスティコ、ボラドールジュニア組と対戦するために再集結し、CMLLはその試合をグアダラハラのメインマッチとした。両タッグがポスター予告通りに登場、しかし、疑いようもなくその日で最も魅力的な試合であった。

 思い出すことは甦ることと言われているが、グアダラハラのファンは、かつてCMLLのリングで重要な意味を持った試合を繰り広げていた4人の選手が、熟成された敵意をも復活させた試合を前に、諺が本当であることを確信した。

 両タッグの入場が終わり試合が始まると、時間の経過を感じさせない見事なコンビネーションを発揮するアベルノとメフィストテクニコのミスを誘発させる。その勢いのまま、アベルノはデビルウィングスミスティコからピンフォールを奪うのに、そう時間はかからなかった。

 ルードの優勢は2本目の大部分においても続いた。試合は通路やリングサイドにも及び無情な攻撃が続く。アベルノとミスティコが片方で疲弊する中、メフィストはボラドールジュニアとの応酬を繰り広げていた。また、レフェリーのミモソの無頓着さを利用してルードはローブローテクニコにお見舞いした。ところが、予期せず形勢は逆転し、ボラドールジュニアがバッククラッカーをアベルノにさく裂させ、試合は3本目の結果に委ねられることとなった。

 最終決戦となった3本目は最も長いラウンドとなり、選手の疲弊も目に明らかであった。しかし、両タッグの一進一退の攻防が続き、ボラドールの場外のメフィストへのトぺで両選手はリングの外へ。リングに残ったミスティコアベルノだったが、観客のインスピレーションを受けたミスティコは、フィニッシャーのミスティカでアベルノからギブアップを奪い、タッグに勝利をもたらしたのであった。

 試合後、アベルノとメフィストは、観客の拍手の中で対戦相手の力量を認めるのであった。

その他の試合結果

勝 コンデ、ペルサ、ポンソニャジュニア組

負 ミクロ、オベリスク、レイブン組

 

勝 ミステル・トゥルエノ、ペルサ、レイ・トゥルエノ組

負 ディビノ、ルミノーソ、ミステル・サムライ組

 

勝 ベスティアネグラ、ディフント、サンドカンジュニア組

負 フリアロハ、ゲレロ・デ・ラ・ムエルテ、ラファガ組

 

勝 バルバロカベルナリオ、デモニオマヤ、プリンシペダニエル組

負 エクスプロシボ、ファンタスティコ、スターブラック組

 

勝 アンヘル・デ・オロ、アトランティス、ティタン組

負 レイ・ブカネロ、サタニコ、ウルティモゲレロ組

 

勝 ミスティコ、ボラドールジュニア組

負 アベルノ、メフィスト

Averno y Mephisto hacen equipo en el regreso del primero a un evento del CMLL | Superluchas