（写真元：cmll.com 記事元：solowrestling.com Walter Rosales）
ダイナマイト兄弟のサンソンが、第１回REY DEL INFRAMUNDO２０１７大会で優勝した。
１１月３日金曜日アレナ・メヒコで開催されたCMLLの死者の日特別興行にて開催された第１回REY DEL INFRAMUNDO２０１７大会が行われ、若手新人のサンソンが優勝した。
エリミネーションマッチ形式で行われた試合では、エチセロ、クアトレロ、フォラステロと共に登場したサンソンは、テクニコのソベラノジュニア、ディアマンテアスル、バリエンテ、ミスティコと対戦した。サンソンは、ライバルのソベラノジュニアとの一騎打ちを制し、大会に優勝した。
サンソンとソベラノジュニアは、ジュニア杯とGRAN ALTERNATIVA杯で対戦しており、見事にリベンジを果たした。今回のCMLLが開催する大会での優勝は、サンソンにとっては初めてである。サンソンは、アレナ・コリセオタッグ王者、メキシコ州トリオ王者、グアダラハラトリオ王者の３本のベルトを所持している。
（写真・記事元：solowrestling.com Walter Rosales）
２０１７年はまさに成功の一年だったと言えるThe Crashだが、早くも来年度の目標を掲げた。The Crashの代表者のNacho De la Oは、CMLLとの業務提携のため交渉中だという。
代表者によると、The Crashの目標の一つは、CMLLと業務提携を結び、同団体に属するスーパースターをThe Crashの興行に参加できるようにすることだという。そのスーパースターの中には、インゴベルナブレスのルーシュとピエロスも含まれているが、彼らの家族であるドラゴン・リーにも深い関心を寄せているという。
以前より報道されていたのは、CMLLはRoHとNJPWとの業務提携により、The Crashには選手を貸し出さないこと、また、活動はメキシコ内であることが限定されていた。ところが、The Crashはインゴベルナブレスに限らず、RoHのワーマシンとフリップ・ゴードンを既に同団体の興行に参加させている。
CMLLからの公式発表は未だにないが、The Crashが２０１８年に招待する選手は既に決まっているようだ。The Crashはヤング・バックスのマット・ジャクソン、ニック・ジャクソン、また、ケニー・オメガ、ウィル・オスプレイを興行に招待したいと考えている。公式発表はないが、Bullet Clubとレベリオンとの試合も計画しているようである。
（写真・記事元：estrellasdelring.blogspot.mx Eduardo Reyes Ruiz）
１０月２８日土曜日アレナ・ロペス・マテオスで、インディープロモーターMGTが、CMLLのスーパースター達と共に、初めての興行を開催した。そのメインイベントでは、ミスティコ、ディアマンテアスル、ニエブラロハが、ネグロ・カサス、グランゲレロ、ミステル・ニエブラが激突した。一本目はルードが速攻にテクニコは一切反撃できず、そのままルードが勝利した。
二本目ではルードのミスから反撃の機会を得たテクニコが勝利し、試合を振り出しに戻した。もつれ込んだ三本目では、ニエブラロハが場外のネグロカサスに空中技を決めようとしたが、ミステル・ニエブラが強烈なビンタをお見舞いした。ところが、その隙にディアマンテアスルがニエブラを丸め込んでピンフォールを奪うと、ミスティコはフィニッシャーのミスティカをグランゲレロに決め、チームを勝利に導いた。
（写真・記事元：estrellasdelring.blogspot.mx Eduardo Reyes Ruiz）
１０月２９日、PROMOCIONES BELLOがアレナ・シャラパで開催したインディー興行のメインイベントで、CMLLのルーシュ、ウルティモゲレロ、L.A.Parkがトリプルスレッドマッチで激しい試合を繰り広げた。
試合序盤、ルーシュとウルティモゲレロは手を組んで、一方的にL.A.Parkを攻撃したが、これはCMLLの選手にはよくあることで、裏に何かがあることは間違いなかった。
L.A.Parkは反撃の機会を窺うべく、ルーシュに強烈なタックルを決めるが、そのまま拷問技に持ちこうもとしたところを、ウルティモゲレロに妨害されてしまう。ウルティモゲレロはそのままL.A.Parkからピンフォールを奪おうとするが、ここでルーシュがレフェリーを二人に突き飛ばし、その間にウルティモゲレロからピンフォールを奪おうとする。ここから３人のファール合戦が始まるが、最後はルーシュがL.A.Parkを丸め込んでピンフォールを奪い、試合に勝利した。
（写真・記事元：thegladiatores.com AAA）
AAAのメシアスの両ひざの手術が完了した。数週間前から膝の痛みを訴えていたメシアスだったが、診察の結果、手術を受けなければならないことが判明した。
１１月２日、メシアスことリッキー・バンデラスは、メキシコシティの病院に入院し、マリオ・ガルシア・オロスコ医師の下で手術が行われた。メシアスは「ルチャリブレは、アスリートにとって最も要求されることが多いスポーツの一つだ。たった一つの動作でキャリアが終わってしまうことだってあるんだ。」とコメントした。
リッキー・バンデラスは両ひざの半月板を、長年の試合で負傷しており、水が溜まっていたという。そのため、両ひざを手術によって治療し、さらなる炎症を防止する必要があった。
左ひざの十字じん帯は炎症で膨張していたが、幸いなことに移植手術を行う必要はなく、普段からのトレーニングもあって、復帰も早いとのことだ。
これから長いリハビリが行われるが、２０１８年初頭の復帰が見込まれる。
（写真・記事元：thegladiatores.com Alfonso Lizárraga）
１１月２日木曜日アレナ・ナウカルパンで開催されたIWRG特別興行のメインイベント、EL CASTILLO DEL TERROR２０１７では、総勢１０名のルチャドールが金網マッチを繰り広げた。
モスカ、トラウマⅠ、エスパルタン、カポ・デル・ノルテ、レオ、ブラックドラゴン、アラミス、ディアブロジュニア、ビオレンシアジュニア、ウォリアージュニアが、開始１０分から壮絶な脱出劇を開始した。
試合終盤、金網の中に取り残されたのはブラックドラゴンとエスパルタンだったが、突如、控室からエスパルタンのチームメイトであるラヤンが乱入。エスパルタンとの息の合ったコンビネーションで、ブラックドラゴンを苦しめたが、ブラックドラゴンもドロップキックで応酬。最後は３人が一斉に脱出を試みるも、一足出遅れたエスパルタンが敗北。
（写真・記事元：thegladiatores.com Alfonso Lizárraga）
１０月２９日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催されたIWRG定期興業のメインイベントにて、ロス・カポスがマスカラ・アニョ・２０００ジュニアを引き連れず、トラウマ兄弟と直接対決を行った。
トラウマ兄弟の入場を狙ってロス・カポスが急襲。激しい拷問技の他、イス攻撃、噛みつきなどの反則攻撃でトラウマⅡを早速流血させ、ロス・カポスが一本目を奪った。二本目に入ると、調子を取り戻したトラウマ兄弟が、反撃開始。トラウマⅠがカポ・デル・スルを同じく反則攻撃で流血させた。
ところが、その後、カポ・デル・ノルテの強烈なローブローがトラウマⅠに決まり、レフェリーが視認していなかったことで、そのままピンフォールを奪われ、なんと、トラウマ兄弟がロス・カポスの前にストレート負けを喫した。