ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

中邑真輔「日本のプロレスファンは、プロレスをスポーツとして楽しんでいるんだ。」

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(写真・記事元:solowrestling.com Ignacio Teijeira)

 WWEのスーパースターであり、SmackDown Live!の一人でもある中邑真輔が、デビッド・シューメイカーのポッドキャスト「The Masked Man Show」のインタビューに答えた。元NXT王者は、WWEで最も重要だった瞬間を語った。

「NXT Takeover Dallasの、サミ・ゼインとのデビュー戦です。日本では14年間戦い、2015年にできることは全てしたと思ったんです。WWEに挑戦しようと思ったのは、新しい目標が欲しかったからです。NXT Takeover Dallasは、WWEという偉大かつ初めての一歩でした。」

「日本のファンはとっても静かなんです。これは、僕の意見ですよ。日本の高校では、柔道は必修科目なんですけど、ほとんどの日本人は攻撃の受け方を知っているんです。だから日本人はプロレスをスポーツとして楽しんでいるんです。試合では、彼らは試合を集中して見ているんです。だから、あんなに静かなんだと思うんですよ。」

「試合のスタイルに関しては、日本でもWWEでも大きな違いはありません。プロレスの基本は、日本でもアメリカでも、メキシコでも同じです。大きな違いは観客です。」

「今は、ドルフ・ジグラーと試合がしたいです。彼がとても偉大な選手だということは知っていますが、そんな彼と一緒に仕事ができるというのは素晴らしいことです。他にも、AJ Styles、ジョン・シナ、ランディー・オートン、ジェームス・エルスワースと仕事がしたいです。」

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さらばアルバラドファミリー!そしてニエブラロハはテクニコへ転向

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(画像:cmll.com 記事元:superluchas.com Ernesto Ramos)

 5月24日水曜日に放送されたCMLL INFORMAでは、ルチャドール組合代表代理のニトロが、マキシモ、マスカラ、そしてボビー・ビジャの退団を発表し、驚くべきことに彼らの幸運を祈るという言葉で締めくくった。ニトロは、ブラソ・デ・オロこと、ヘスス・アルバラドと深い親交があったことを前置きし、CMLLは今後とも、ルチャドール達のために勤めることをコメントし、また、選手の退団によるヘビー級、そしてライトヘビー級タイトルの新王者を決定する試合を行うことも発表した。

 ニトロは、古い同僚の退団に関しては、平静を保っていたが、CMLLは数多くの才能ある人材を有しており、彼らが不可能を可能にしながら新王者となるであろうことを明確にした。最後に、12月にルチャドール組合の新代表を正式に決定する投票が行われることを発言した。ニトロに対して行われたインタビューでは、ウルティモゲレロの私用車破壊についてと、新王者決定戦についてはほとんどコメントが得られなかった。

 ニエブラロハは兄弟のアンヘル・デ・オロと共に、ゲレロスラグネロスとの抗争を始めることを発表。ニエブラロハはそれにともなってテクニコに転向することとなる。ルードとしての経験が豊富なニエブラロハではあるが、テクニコとしての新たな可能性を追求していくようだ。アンヘル・デ・オロはお互いにタッグを組んだとしても、ニエブラロハはそのストイックな性格からルードとしても振舞うことはできるとコメント。二人は、こうしてお互いにタッグを組んで試合ができることを喜んでいる。というのも、約9年前から兄弟でありながら、それぞれがテクニコ・ルードとして活躍していたからだ。今後はゲレロスラグネロスとの抗争は勿論、タッグ王者タイトルなどにも挑戦していく模様だ。

superluchas.comさら

スペルアストロの特別興行に渦中のあの人が登場!

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(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)

 スペルアストロの経営するトルタとコーヒーの店が、5月24日水曜日、創立記念として特別興行をアレナ・ナウカルパンで開催した。

 そのメインイベントでは、ペンタ・セロ・ミエドとソーロが、L.A.Park、レイ・エスコルピオンと対戦した。試合は期待通り、激しいものとなった。レイ・エスコルピオンは試合が始まると、すぐにペンタとソローを攻撃し始め、リングから引きずり下ろすと、観客席のパイプ椅子で襲撃。試合は場外のみならず2階席にも及び、リング上に戻ってくると、L.A.Parkはソーロを集中攻撃し、ビール瓶攻撃でソーロを流血させた。ところが、執拗な攻撃の間の隙を見計らって、ペンタとソーロが反撃を開始。ドロップキックを受けて場外に逃げたエスコルピオンとL.A.Parkを、トップロープからのボディプレスで追い打ちをかける。

 試合の終盤、拷問技の応酬が続いた後、エスコルピオンとペンタのパッケージドライバーの掛け合い、そして、ソーロの竹刀がL.A.Parkにクリーンヒットすると、そのままL.A.Parkはリング上に倒れこんだ。すると、控室からマスカラが登場し、L.A.Parkに攻撃。すると、レフェリーがL.A.Parkとエスコルピオンに軍配を上げ、それに激怒したペンタとソーロが、アルバラドファミリーとの抗争開始を宣言した。

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ブラックウォリアーがトラウマ兄弟を裏切った!

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(写真・記事元: thegladiatores.com Diego Mejía Eguiluz)

 REY DEL RINGに登場し会場を驚かせた、トぺの王ことブラックウォリアーが、5月21日日曜日のアレナ・ナウカルパンに姿を現した。トラウマ兄弟とタッグを組んだブラックウォリアーは、この日、ダニー・カサス、ミステル・エレクトロ、そして、REY DEL RINGのタイトルを獲得したインポシブレと激突した。

 試合が始まると、ブラックウォリアー、トラウマ兄弟は相手チームの体力を奪う作戦に出た。トラウマⅡは、ライバルのインポシブレを執拗に攻撃し、その間、トラウマⅠが得意技の逆4の字固めでダニー・カサスからギブアップを奪った。

 2本目に入っても猛攻は止まず、インポシブレのマスカラは破れ流血。ところが、ここでミステル・エレクトロが反撃に出ると、ダニー・カサスのカシータがブラックウォリアーを捉えピンフォールを奪うことに成功する。

 3本目に入り、ついに反撃に出るインポシブレは、トラウマⅡを集中攻撃。逆方エビ固めでトラウマⅡのギブアップを奪うと、それに憤慨したブラックウォリアーがトラウマ兄弟を裏切り攻撃。ダニー・カサス、ミステル・エレクトロ、インポシブレはこのチャンスを逃さず、最後はブラックウォリアーからピンフォールを奪いチームを勝利に導いた。

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CMLLがマスカラとマキシモ解雇を正式発表。そして何故かあの選手も解雇に

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(画像:cmll.com 記事元:solowrestling.com)

 先週末にルチャリブレ界隈を騒がせたニュースの続報が入った。CMLLは公式にマスカラ、マキシモ、そして、ボビー・ビジャの解雇を発表した。

 CMLLは短い記事で、詳細には一切触れずに、ニトロが12月まで、CMLLルチャドール組合の新しいリーダーになるとして、12月にはブラソ・デ・オロの逝去による、次の代表の選出が行われる予定だ。マスカラとマキシモは法律上の争訟の被告ではあるが、現在のところ、ルチャリブレ・ボクシング協会からは、特に処分は受けていないようだ。つまり、今後、二人はメキシコシティの別の団体で試合ができるということである。

 ウルティモゲレロの私用車破壊という、社内で起こった問題は、CMLLと所属する選手達の間に溝を作った。また、アルバラドファミリーとウルティモゲレロは現在、争訟の被告と原告の関係にある。ボビー・ビジャの解雇については、今回の件について基本的に関わっていなかったため、驚きのニュースとなったが、先週金曜日の興行に登場しなかったことから、何らかの関わりがあったのではないかという疑いはあった。

 現在のところ、同じくアルバラドファミリーであり、今回の件にも関わりがあったとされるロビンについての処分は発表されていない。マスカラとマキシモに関しては、AAAとの契約が既に噂されており、今月26日の公開収録興行にてデビューするのではないかと噂されている。

 今回のアルバラドファミリーとウルティモゲレロの件は、これまでCMLLルチャドール組合の長だったブラソ・デ・オロの死に起因している。情報によれば、ブラソ・デ・オロの息子であるマスカラではなく、ウルティモゲレロを次の代表に推す声が多かったという。ウルティモゲレロの発言が、アルバラドファミリーの蛮行を引き起こし、そして、その様子を記録したビデオがあっという間にソーシャルメディアに流出する形となった。

Walter Rosales

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ブラックウォリアーがナウカルパンに登場!

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 5月21日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催されるIWRG定期興業の全カードが発表。メインには、CMLL、そしてAAAで活躍し、現在はトレーナーとして活動を続けているブラックウォリアーが登場。トラウマ兄弟とタッグを組んで、ミステル・エレクトロ、ダニー・カサス、インポシブレと、IWRGの誇るスター選手達と対決する。

 セミのシングルマッチでは、フリーランスとドクトル・セレブロが時間無制限一本勝負で激突。両者ともインディーで活躍するベテラン選手であり、一瞬も目が離せない試合になりそうな予感だ。さらに、ミッドカードでは、FILL杯からライバル関係が始まった、アラミスとビジャノⅢジュニアのシングルマッチも組まれている。

【続報】ウルティモゲレロがアルバラドファミリーを起訴

 去る金曜日からリングの外で議論を巻き起こしている、アルバラドファミリーによるウルティモゲレロの私用車破壊動画だが、ここで、ウルティモゲレロの娘が、アルバラドファミリーの蛮行についてコメントしている。

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 「アルバラドファミリー(尊敬していたけど)のファンのみんな、でも、こういうのってないわよ、ブラソ・デ・オロさんが亡くなって、まず最初すべき、彼らの父親、叔父、そして兄弟たちを尊敬するということの代わりに侮辱して台無しにしたわ。組合のクソみたいな決定のために・・・言っておくけど、私のパパだって望んでいたわけじゃないし、さらに最悪なのは、警備はどうしてこの蛮行を許したのかということよ。」

 マキシモは同金曜日夜に予定されていた、アレナ・メヒコ興行をキャンセル、また、翌日土曜日に行われたアレナ・コリセオ興行に組まれていたマスカラも姿を見せなかった上、ペケニョ・ビオレンシアが持っているインゴベルナブレスの旗からも名前が消されていたのが確認されている。

 ここで気になるのは、CMLLを解雇された二人が、今後、どこで活動するのかだが、可能性が最も高いとされているのは、ここ数年、3度に渡って二人にコンタクトをしていたというAAAだが、マキシモ・セクシーとラ・マスカラの名前は、CMLLが既に商標登録しているため、二人は別の名前で活動しなくてはならない。

 最後に、ウルティモゲレロが自身のFacebookのアカウントにて、既に私用車の破壊に関わった関係者を起訴したことをコメントした。

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