ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

エル・パトロンのWWE復帰話は消滅か

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(写真元:wwe.com 記事元:solowrestling.com Ivan Beas)

 Impact Wrestlingを退団したエル・パトロンことアルベルト・デル・リオだが、WWE復帰の可能性が濃厚と見られていた。ところが、PWInsider.comによるとWWEはアルベルト、その関係者を含め全く連絡を取っていないことがわかり、WrestleMania 34への登場もないことが判明した。現在、アルベルトは自宅のあるテキサスにいるという。

 Impact Wrestlingからの退団が発表されてから間もなく、WWE復帰が噂されていたアルベルトだが、Wrestle Mania 34の会場ではなく、ヒューストンへの飛行機に乗ったことが判明した。

 マイク・ジョンソン記者の話によると、退団こそ発表したものの、Impact Wrestlingとの契約が正式に切れるのは4月21日とのこと。アルベルトが契約を破棄するのか、それとも契約終了までリングから姿を消すのかははっきりしていない。唯一判明していることと言えば、WrestleMania 34には姿を現さないということだ。

 アルベルトがImpact Wrestlingからの退団を発表したのは昨夜早朝のことだった。詳しい説明は一切なかったが、Lucha Undergroundとの共同イベントにも、WrestleConのMeet & Greetにも姿を現さなかった。

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石井智弘がザック・セイバージュニアを下し新王者に

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(写真・記事元:solowrestling.com Alejandro Gimenez)

 石井智弘が王者の座に舞い戻った。日本人レスラーはザック・セイバージュニアとの試合に勝利し、Revolution Pro Wrorestlingのイギリスヘビー級タイトルを獲得した。

 会場となったニューオーリンズのThe Sugar Millは満員御礼となり、そのメインイベントに新日の石井智弘が登場し、ザック・セイバーと試合を行った。地元では素晴らしい試合だったと絶賛されており、その中で石井はブレインバスターでセイバーをマットに沈め、ピンフォール勝ちを収めた。

 石井は397日間王座を守り続けたセイバーを下し、第8代王者の座に君臨し、柴田勝頼以来2人目の日本人王者となった。RPWと新日の協力があったからこそ実現した快挙ともいえる。

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バティスタがWrestleManiaに出演予定であったという話

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(写真元:wwe.com 記事元:solowrestling.com Ignacio Teijeira)

 The Wrestling Observer Newsletterによると、元WWE王者のバティスタロンダ・ラウジーとのWrestleManiaでの共演に向けて、WWEと交渉をしていたという。ロンダ・ラウジーはWrestleManiaではステファニー・マクマホン、そして、トリプルHと対戦する予定だ。

 どうやら、バティスタは先週、WWEとWrestleMania登場の可能性について交渉をしていた模様で、ロンダ・ラウジーとタッグを組む予定であった。この交渉がどうして合意に至らなかったのかは神のみぞ知るところではあるが、WWEはラウジーのパートナーをセス・ローリンズを含む候補者の中から、カート・アングルに決定した。

 現在は俳優として活動しているバティスタだが、公式にプロレスを引退したわけではないと、過去複数回コメントし、WWEが殿堂入りを打診したものの、本人はまだ自身のプロレスラーとしてのキャリアは終わっていないとして拒否したことがある。

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コリセオ創立75周年記念興行全カード発表

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 4月7日土曜日アレナ・コリセオ創立75周年記念興行の全カードが発表。ダブルメインイベントと題された気になるカードは、アトランティス、ブルーパンテル対サタニコ、フエルサゲレラ。公式記者会見でアトランティスと試合がしたいとコメントしたフエルサゲレラの希望が実現した形になった。

 もう片方のメインイベントではソラル、スペルアストロ対ネグロカサス、マスカラアニョ2000が対戦。未だに屈強な肉体を誇るソラルと、小柄ながらも機敏な動きで数々の選手を倒してきたスペルアストロが、ベテランルードのネグロカサスと元祖ダイナマイト兄弟のマスカラアニョ2000と対戦する。

 他にもニエブラロハ、ディアマンテアスル、アンヘル・デ・オロ対TGRの試合や、女子ルチャではエストレジータ、マルセラ、バケリータがセウシス、アマポーラ、セドゥクトーラと対戦する。

サイコクラウンとレイ・エスコルピオンの抗争は続く・・・

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(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizarraga)

 3月31日土曜日アレナ・ネサでお馴染みのサンチェス・プロダクションが、AAAとの共同興行を開催した。

 メインイベントではサイコ・クラウンとパガノが、レイ・エスコルピオン、テハノジュニア組と対戦した。試合はノーレフェリーマッチ形式で行われ、文字通り会場のいたるところで激しい試合が繰り広げられた。

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 満員御礼となった会場では不特定多数の観客がサイコ・パガノ組を応援。現Rey de Reyesのエスコルピオンとサイコの抗争は始まったばかりだが、確実に激化しつつあった。

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 試合は日本でも見せたサイコとパガノが息の合ったコンビネーションでエスコルピオン、テハノ組に勝利。いつの日かサイコとエスコルピオンがコントラマッチで決着をつけるような日が来るのかもしれない。

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イホ・デ・カニスルプスが登場!トラウマ兄弟との抗争へ突入か

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(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizarraga)

 エル・イホ・デ・カニスルプスがナウカルパンのリングにデビューした。ベネノ、ミステル・エレクトロと共に登場したカニスは、トラウマ兄弟とオベットと対峙した。カニスは2016年にマスカラ戦で父親のマスクを奪ったトラウマⅠに攻撃を仕掛けた。

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 カニスの激しい攻撃に防戦一方だったトラウマは、反撃のチャンスこそあったものの、再びカニスの猛攻に一方的に攻められ、最後には膝を負傷し試合を途中退場してしまう事態となった。

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 トラウマⅠが退場してからは、カニスはトラウマⅡへ狙いを変えた。ベネノ、エレクトロというベテランのサポートを受け、試合は一方的な流れとなった。トラウマⅠが退場した後、ベネノとエレクトロはオベットを攻め立て、カニスはトラウマⅡからピンフォールを奪い、デビュー戦を勝利で飾った。

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ミスティコがオリエンタルに辛勝

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(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizarraga)

 3月30日土曜日、アレナ・アステカ武道館に集まった観衆は新たな抗争開始の証人となった。2010年に当時はミスティコとして活動していたカリスティコに敗れマスクを失ったオリエンタルと、CMLLのスーパースターであるミスティコ・ヌエバ・エラがメインイベントで激しく激突した。

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 オリエンタルはハロウィンとモスコX-Flyを引き連れて登場。対するミスティコはIWRGでお馴染みのエンペラドール・アステカ、そしてシクロン・ラミスをタッグに登場し、レフェリーなしのスペルリブレに挑んだ。

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 試合はホームのオリエンタルが終始、ミスティコを圧倒。激しい拷問技でマスクを破り、イスでの凶器攻撃、本来は認められていない殴打攻撃に、ミスティコは何もできずにいた。ところが、ミスティコも反撃のチャンスを活かし、オリエンタルの額を割ることに成功する。

 ところが、最後はオリエンタルがミスティコローブローからのマスク奪取で畳みかけ、ピンフォールを奪おうとするものの、さすがの横暴に試合はオリエンタルの反則負けとなった。試合結果に興味を示さなかったオリエンタルは、ミスティココントラマッチを要求してこの日の興行を終えた。

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