ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

「WWEのラテンアメリカ人にとっても素晴らしい時期だ」

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(写真元:wwe.com 記事元:solowrestling.com Sonia Arroyuelo)

 Telemundoのリポーターであるハリー・ルイスがレイ・ミステリオとのインタビューを行い、現在WWEで活躍するラテンアメリカ人のカリスト、リンス・ドラド、アンドラーデ・シエン・アルマスについて語った。

 ミステリオはインタビューの中で、WWEラテンアメリカ出身の選手が活躍していることに触れ、残るは自分自身だけであると語った。自分が彼らを助けることによって、ラテンアメリカ人レスラーをさらに活躍させることができるであろうとのことだ。かつてWCWで結成されたラテンアメリカ人ユニットのLWo再結成も考慮しているという。

 LWoはエディ・ゲレロがリーダーのユニットで、98年から翌年にかけて活動。レイ・ミステリオ、ラ・パルカ、ダンディー、シコシス、シルバーキング、ビジャノV、シクロペなどが参加した。

 レイ・ミステリオWWEは現在も交渉中であり、ミステリオがWWEのイベントに公式に姿を現したのは4月27日サウジアラビアで開催されたGreatest Royal Rumbleが最後である。

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エンペラドールアステカがRey de Naucalpan新王者に

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(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizarraga)

 5月20日日曜日IWRGがRey del Ring2018をアレナ・ナウカルパンで開催。30名のルチャドールが、リング上で残る最後の1人になるべく、喰うか食われるかのエリミネーションマッチで激闘を繰り広げた。

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 登場順に選手を紹介すると、カポデルスル、デモニオインペリアル、スペルブラソ、ディアブロジュニア、ブラックドラゴン、レランパゴ、レオ、アポロエストラーダジュニア、ウロロッカー、マイク、マシンロッカー、カポデルノルテ、イホ・デ・カニスルプス、オフィシアル911、イホ・デル・アレブリヘ、エテルノ、ロカンボレジュニア、セレブロネグロ、インターナショナルパンテラ、トラウマⅠ、スペルメガ、イホ・デ・ドスカラス、エンペラドールアステカ、イホ・デル・メディコアセシノ、トラウマⅡ、シルバーキング、フリーランス、ベネノ、マスカラアニョ2000ジュニア、オベットだ。

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 試合は、スペルメガとエンペラドールの一騎打ちとなり、最後はエンペラドールがカンパナコンベルティダでギブアップを奪い、Rey del Ring2018のタイトルを獲得した。ベルトをインポシブレから贈与されたエンペラドールだったが、直後にインポシブレからタイトルへの挑戦を宣言され、これを承諾した。

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カリスティコとペンタ0Mがついに激突!

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(写真・記事元:solowrestling.com Walter Rosales)

 5月19日土曜日AUDITORIO DE TIJUANAで開催されたThe Crash興行のメインイベントで、カリスティコがインディーで活躍するペンタ0Mとシングルマッチで対戦した。

 試合開始早々、カリスティコをゴミ箱で襲撃したペンタは、木の板で殴りつけるなどしながらカリスティコのマスクを半壊。試合のほとんどを場外で行われ、観客席での乱闘を繰り広げた。

 リングに戻ると、ペンタドライバーで2カウントまでカリスティコを追い詰めると、カリスティコも反撃にミスティカを決めるも、ロープに逃げられてしまう。

 椅子攻撃で反撃を狙うペンタだったが、レフェリーに誤爆。ペンタはリング上に設置した木のベッドに、カリスティコにフィアーファクターを決め、昏倒しているレフェリーを起こそうとしたものの、その間に本日二度目のミスティカを決められギブアップ負けを喫した。

 試合後、両者は再戦を宣言し、ペンタはカリスティコがどこにいようとも必ず決着をつけると宣言。カリスティコのマスクを奪うとそのまま会場を後にした。

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マヒアブランカが全治6ヶ月~9ヶ月のケガで長期欠場へ

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(写真元:cmll.com 記事元:solowrestling.com Walter Rosales)

 マヒアブランカが5月22日火曜日アレナ・メヒコで開催されたCMLL定期興業にて負傷し、CMLLが公式に6ヶ月から9ヶ月の長期欠場を発表した。

 マヒアブランカはセンセイの代わりにリングに登場。試合終盤、ライバルのアクマがマヒアブランカの左足に落下するアクシデントが発生。前十字じん帯裂傷、内側側副じん帯断裂、半月板を損傷したという。

 Copa Nuevos Valores大会に優勝し、タイトル戦への挑戦が決定した矢先のケガは非常に悔やまれる。出場予定の興行は全てキャンセルされ、今後は復帰に向けての治療に専念するという。

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セウシスがCMLL退団を発表

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(画像元:@zeuxiscmll 記事元:solowrestling.com Walter Rosales)

 約10年間、スーパースターとして活躍を続けたセウシスがCMLLからの退団を公式に発表した。セウシスはフォトグラファーのブラックテリージュニアのツイッターアカウントにビデオで登場し、自身の退団について語った。

 セウシスは退団理由について、自分のキャリアのさらなるステップアップと、新たな強敵との出会いを挙げている。セウシスのCMLLでの最後の試合は6月4日アレナ・プエブラ興行が予定されている。

 プエルトリコ人のセウシスはルチャドールとして、ネグロナバロに師事に、その後、サタニコによって鍛え上げられCMLLに入団した。メキシコ女子王者、シルエタ、バケリータ、スヘイとのマスカラ戦に勝利するなどCMLLのスーパースターの1人であった。退団後のことについては詳しく語られていないが、彼女に興味のある様々な団体への参加に積極的な様子を見せている。

 

 

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ルチャリブレがメキシコ文化遺産登録か

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(画像・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizarraga)

 ルチャリブレはメキシコ人にとって、深く根付いた単なるスポーツの一つではなく、会場に集まったファンと選手から生まれる一つのカタルシスである。また、フットボールのように、世界中でルチャリブレのマスクが見られるように、メキシコとはルチャリブレであると言っても過言ではない。

 こういった経緯で、ルチャリブレが近々、メキシコシティ文化遺産候補にノミネートされる予定だ。文化遺産として正式に登録されると、それを記念して、政府がソカロをスタート地点するマラソン大会を開催する。政府はメキシコシティに存在する団体、プロモーターたちが参加することを望んでいる。ルチャリブレ協会の社長は「これは企業にとってではなく、選手一人一人に対するお祝いになる。」とコメントしている。

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【続報】浜田文子覚せい剤所持で逮捕

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(写真元:sendaigirls.jp 記事元:solowrestling.com Gin Malkavar)

 先日も伝えた通り、グラン浜田の娘の浜田文子覚せい剤所持で現行犯逮捕された。逮捕に伴い、Sendai Girls' Pro-WrestlingとPro Wrestling WAVEは契約を取り消している。

 13日日曜日のSendai Girlsの興行に姿を現さず、行われる予定だったDASH・チサコとのタイトル戦は急きょ中止となった。東京スポーツによると、浜田からメールで「四人組の男性にナイフで襲われた」と連絡があったため、同団体は健康上の理由で欠場とした。

 ところが、浜田を心配した同団体のスタッフが、警察と共に彼女のアパートに向かうと、中から複数人がいる物音が聞こえたものの、扉を開けなかったため、警察が強行突入したという。そこで発見されたのは浜田文子覚せい剤が発見されたという。

 弁護士の話によると拘留は10日まで延びる可能性があり、麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕を検察が決定する。WAVE社長の二上美紀子は、ファンにお詫びするとともに、できる限り浜田を訪問するとコメントした。

 東スポによると、浜田の覚せい剤使用は今回が初めてではないという。浜田の関係者によると、彼女は動き、感情表現、態度、そして何より、自身の身の回りについて心配していたという。また、重度のアルコール依存症にも苦しんでいるという証言もある。

 現在も検察による調査は続いているが、麻薬所持で逮捕され、復帰するまでにかなりの時間を要した選手は他にもたくさんいる。浜田は日本の団体で活躍してきたが、法律の厳しい国でこれまでのような活動が今後もできるかどうかは不透明だ。

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