ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

モンテレイでCMLLとインディーが激突

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 12月2日日曜日アレナ・コリセオ・モンテレイで開催されるKAOZによるインディー興行。CMLLやインディーで活躍するスーパースターが勢揃い。

 メインイベントでは、ルーシュ、メシアス、ボラドールジュニアがトリプルスレッドマッチで対戦。セミではKAOZクルーザー級タイトル戦ということで、カリスティコ、カベルナリオ、エンペラドールアステカが対戦する。

 また、KAOZ女子王者タイトル戦では、セクシー・ドゥルセ、ティファニー、レディ・フラマー、レディ・プーマ、イハ・デ・カロンテが激突する。

クエルボは順調に回復


Todos Unidos por el Cuervo de Puerto Rico, Arena Naucalpan | PALL

(記事元:solowrestling.com SEBASTIÁN MARTÍNEZ)

 PALLが開催したRumores Blasfemos大会の棺桶マッチにて、アンヘル・オ・ムエルテことエクトール・ぺレスがセメントブロックをクエルボの頭部に投げつけて重傷を負わせた事件の続報。

 加害者のエクトール・ぺレス氏はメキシコ国内での無期限の活動停止処分を受け、主催者はエクストリームマッチがコミッションにより禁止されているにも関わらず、開催した旨の説明責任を追及されている。

 現在、クエルボは病院で治療に専念しており、状態は回復しつつある。また、医師の指示にも答えているという。当サイトの知るところによると、回復には1年の期間を要するとし、再びリングに戻ることができるかどうかは疑問が残る、ということだ。クエルボの家族は来墨し、クエルボを故郷のプエルトリコに連れて帰り、そこで、リハビリに専念するという。

 クエルボが病院に入院してすぐに、L.A.Park、フベントゥゲレラ、フエルサゲレラ、ペンタ・エル・セロミエド、キングフェニックスらを含めた数多くの選手らが、クエルボのためのチャリティー興行を呼びかけ、11月22日アレナ・ナウカルパンで開催した。また、ルーシュのように他の選手らも自身の使用した衣装やマスク、Tシャツなどを競売にかけ、その売上金をクエルボの治療費のために募金するなどしている。

 また、現役ルチャドールのロベルト・オルベダとマリアナ・トルメントサの呼びかけで12月1日土曜日に、アレナ・ロベルト・パスにてチャリティー興行が開催されることが決定。チケットは大人100ペソ、子供50ペソとなっている。

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IWRGとPALLが共同興行開催

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 12月2日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催されるIWRGとPALLの共同興行の全カードが発表。メキシコ州ルチャリブレ56周年記念として、豪華な顔ぶれが勢ぞろい。

 メインイベントではビジャノファミリーと、マスカラ・アニョ2000ジュニアを含めたロス・カポスが激突する。また、HIGH POWER杯を賭けて、メキシコ選抜チームと世界選抜チームが対戦。メキシコ選抜にはドクトル・セレブロ、インポシブレ、トスカノ、ウルティモグラディアドール、ブラックテリー、オベットが、そして、世界選抜にはカラウィ、スンビ、モスカ、ヒップホップマン、ムサシ、ドウキが登場。

 また、ミッドカードではフリーランス、アラミス、アラス・デ・アセロが、三人のレフェリーのカベジェラを賭けて対戦。他に女子ルチャもありと、PALLとの共同興行なだけあって、非常に多くの選手が登場する興行となっている。

ロス・カポスがIWRGタッグ王者タイトル獲得

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(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)

 11月25日日曜日の夜、アレナ・ナウカルパンは白熱した流血試合を目の当たりにした。IWRGタッグ王者の座に君臨するビジャノⅤジュニア、ロカンボレジュニアが、ロス・カポスこと、カポス・デル・ノルテ、そして、スルの挑戦を受けて立ったのである。

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 試合は関節技の応酬からスタート。テクニコがリードを奪ったが、徐々にルード側も体勢を立て直し始める。すると、ビジャノとロカンボレがルールを無視して、2対1でロス・カポスを攻撃。マスクを破壊し、額を割ってリングが血の海へ。

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 すると、カポスも反撃を開始。王者のマスクを破壊し、熱い血をリングにまき散らすと、試合は本物の流血試合へ突入。両者とも大量出血で気を失いかけながらも、最後は挑戦者のカポスが王者を破りタイトル奪取に成功。試合後は、敗れた王者と新王者が、お互いの健闘を称え合った。

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フェニックスが負傷、今季絶望か

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(写真元:@LuchaLibreAAA 記事元:solowrestling.com IVÁN BEAS)

 フェニックスファンに悲報だ。PWInsider.comとLucha Centralの報道によると、CMLLの興行に出場したフェニックスが鼠径部を負傷し、2018年内の復帰は絶望と見られており、同じようにWrestling Observer Radioのデイブ・メルツァー氏も伝えている。

 フェニックスが負傷したのは11月23日金曜日CMLL定期興業。Leyenda de Plata大会に出場し、バルバロカベルナリオと対戦し、試合には負けた。フェニックスが負傷したのはこの試合中だと見られる。

  フェニックスは今回の負傷で、2019年の復帰に向けて治療に専念するとみられる。2018年は今年で27歳になる彼にとって最高の一年であるはずだった。フェニックスは兄のペンタゴンジュニアと共に、インパクレスリング、そして、MLWタッグ王者として活躍。また、メキシコ国内においても、AAAとCMLLでも試合を行った。

 現在のところ、公式な発表はないが、年内に彼が出場する予定だった試合は延期、もしくはキャンセルされるものとみられる。2019年1月Impact WrestlingのHomecoming大会での復帰が期待される。

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浜田文子が現役復帰を示唆

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(写真元:@ayako_hamada 記事元:solowrestling.com JAVIER ZOTANO)

 日本滞在中に麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕、起訴された浜田文子が自身の現況をFacebookにて発表した。(翻訳:@isalrightnow)

 「このページをご覧になっている日本の皆さん。プロレスラーとして私、浜田文子は、今回の件で非常に多くの方々にご迷惑をお掛けしたことを残念に思っています。本当に申し訳ございません。私のファンの方々にもご心配をおかけしました。詳しいことについては、今は控えさせていただきますが、その機会の際には皆様に全てをお話し致します。精神的な理由で、私は今、メキシコに住んでいます。私は、ある期間、モチベーションを失い、リングに再び戻ることを諦めていましたが、こうして私が生まれたメキシコで、私の友人たちを眺めながら生活していると、レスリングに夢を抱くという感覚を思い出しました。少しずつですが、私に活力が戻ってきています。日本のファンの皆さん、皆さんの応援にはいつも感謝しております。現在のところは、皆さんの期待に応えることはできません。その前に、私はメキシコでリングに復帰したいのです。そして、近い将来、皆さんが再び、プロレスラーとしての浜田文子をご覧いただけるように全力を尽くします。」

  浜田文子は今年7月、日本の自宅で向精神薬を服用しようとしていたところを逮捕され、執行猶予3年の刑を受けた。警察は、浜田が4人の男からナイフで襲われ、試合ができないことをメールで連絡されたセンダイガールズからの通報で、浜田の自宅を訪ねたところだった。逮捕後、浜田は麻薬及び向精神薬取締法違反で起訴された。

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アンヘル・オ・ムエルテがメキシコ国内における活動無期限停止

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(写真元:lector24.com 記事元:solowrestling.com NICOLAS LAFFERRIERE)

 クエルボ・デ・プエルトリコとの試合中、レンガを頭部に投げつけて重傷を負わせたとして、アンヘル・オ・ムエルテに、メキシコ国内におけるプロレスラーとしての活動無期限停止処分が下された。

 メキシコ州ボクシング・ルチャリブレ協会は、PALL開催のRumores Blasfemos大会にて発生した事件に関して公式な文書で、アンヘル・オ・ムエルテに対する処分を発表した。

 書面によると、アンヘル・オ・ムエルテこと、本名エクトール・ペレスはメキシコ国内におけるルチャドールとしての活動の無期限停止処分を受けるとのこと。また、PALLはどういった経緯で今回のようなエクストリームマッチを開催することになったのか、その詳しい説明責任があることが明記されている。今後、メキシコ州においてはエクストリーム形式の試合は禁止されることとなる。

 クエルボは事件発生後、すぐに病院に搬送され、マネージャーによると手術は無事に成功し、命に別条はないないという。今回の件に対して、インディーで活躍する複数の選手らが、11月22日木曜日アレナ・ナウカルパンで、クエルボへの募金を呼びかけるチャリティー興行を開催する予定だ。

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