(画像元:IWRG)
メーデーで祝日となる5月1日水曜日、IWRGのアレナ・ナウカルパン大会のポスターが公開された。メインイベントでは、4月21日日曜日に開催されたゲーラ・デル・ゴルフォ大会のメインイベントで死闘を繰り広げたDMTアスルとイホ・デ・カニス・ルプスが再戦。カニスは同大会でRGR王座を失い、DMTアスルは前述のタイトルの新王者となり、IWRG世界ヘビー級タイトルと合わせて2冠を達成している。
チェーンデスマッチという特別ルールでの再戦は、カニスにとってはリベンジマッチであり、DMTアスルにとっては絶対王者たる所以を示す絶好の機会だ。ヘビー級戦による迫力ある試合を期待しよう。
メインイベントの他にはタイトル戦が3試合行われる予定だ。
まずAIWFラテンアメリカ王座戦では、現王者かつ注目を集める若手選手のヘルボーイと、ベテラン選手のバンジェリスが対戦する。体格と経験の差で圧倒的有利のバンジェリス相手に、現王者がどのように立ち回るのか注目。
続くIWRGインターコンチネンタルミドル級王座戦では、現王者のノイジーボーイにアレスが挑戦。ノイジーボーイは身体能力が高く、ファンからの人気もあり、王者として申し分のない選手ではあるが、アレスは狡猾なファイティングスタイルと、セコンドの介入などでノイジーボーイを散々苦しめていることから、今回のタイトル戦も波瀾万丈な試合展開になることは容易に想像がつく。
最後にIWRGインターコンチネンタルライト級王座戦では、現王者のアギラ・ロハにプリンシペ・センタウロが挑戦。アギラ・ロハは元はマスクマンであったが、昨年末のカスティージョ・デル・テロール大会でスーパーフライに敗れ、以降は素顔で活動を続けている。挑戦者のプリンシペ・センタウロは、ゲーラ・デル・ゴルフォ大会で行われたタイトルへの挑戦者を決める熾烈な予選争いで勝ち上がった選手だ。王者、挑戦者とも実力派選手であり、セコンドの介入などはない真っ向勝負での試合となるだろう。
タイトル戦3試合の他では、対戦カードが当日発表のルチャ・ランダムによる1試合が行われる予定だ。