(画像:AZTECA SIETE 記事:RÉCORD)
ニュースサイト「RÉCORD」のレオナルド・リアニョ記者によると、CMLLとELITEの間でテレビ契約に関する問題が起こり、交渉が決裂した模様です。
ELITEは数か月前にCMLLと同社の間で、CMLLのスペルエストレジャとインディーで活躍する選手の対戦で興行を開催してはどうか、という試みで契約したわけですが、興行はアレナ・メヒコで開催され、それなりに成功していたわけなんですが、ここに来て、CMLLがELITEとの契約をないがしろにし、TVアステカと直接交渉を開始。CMLLの目論見は2年前にテレビサに破棄された、金曜日興行をアメリカで放送しようというもので、勿論、ELITE側は大激怒。というのも、現在、民放のアステカシエテで放送されているELITE興行は、CMLLではなく、ELITEがテレビ局と契約をしていたのです。
ELITEとTVアステカの契約はそのまま継続となりましたが、ELITEとCMLLの交渉はこれで決裂。ELITEはアレナ・メヒコを使用することができなくなったばかりか、CMLLからのルチャドールの貸し出しも不可能になってしまいました。
この件で最も悲しい思いをしているのは、言うまでもなくルチャリブレファン。会場へのアクセスが容易だったアレナ・メヒコから、郊外への小さな会場へ興行がシフトしてしまいましたので、気軽に会場に足を運ぶのが難しくなってしまいました。
アステカシエテによるテレビ放送は継続するようなので、自宅で興行を楽しむことはできるのですが、ルチャリブレのだいご味はやはり生での観戦。ELITEとCMLLの仲直りが望まれます。