ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

【ROH】バンディードがクリス・ジェリコを撃破しROH世界王座獲得

(写真元:ROH 記事元:superluchas.com 記者:Apolo Valdés)

 クリス・ジェリコバンディードの抗争は後戻りできない状況となり、メキシコ人レスラーはジェリコの持つROH世界王座のベルトに挑戦するため、自身のマスクを賭けなければならなかった。

 ラーニングツリーのメンバーはバンディードファミリーに対し、グラビティのマスクを盗んで母親と妹を泣かせるなど、配慮を欠いた行動をとっていたことから、バンディードはジェリコに怒りを覚えていた。

 試合開始直後からジェリコは打撃技と強力な攻撃で一気に畳みかけバンディードを窮地に立たせた。

 すぐにバンディードも俊敏な動きと力強い空中技で反撃を開始し、これまでの試合の流れを変え何度かピンフォールを狙う場面があった。

 試合は振出しに戻り、両選手による一進一退の攻防が始まると、試合が決着するのはまだ先であるかのように見えた。

 バンディードはコーナーからのパワーボムを決めることに成功するが、2度目はヘッドシザース・ホイップで返されてしまう。ジェリコは勝利を確信していたが、ダイビング・フット・スタンプとボディプレスで反撃されるが、勝利の決め手としては不十分であった。

 応酬を続ける両選手であったが、ジェリコがウォールズ・オブ・ジェリコをさく裂させ試合は決まったかに見えた。しかし、バンディードはリングロープに手をかけ脱出に成功。その場面でブライアン・キースが登場するとグラビティも介入を防ぐために登場した。しかし、この選手達の乱入のどさくさに紛れ、ジェリコは野球バットでバンディードを殴りノックアウトすると、そのまま3カウント奪いに試合に勝利した。

 信じられない流れでバンディードは試合に敗れたが、リングサイドでバンディードの家族がレフェリーにバットを見せつけると、状況を再確認したレフェリーは試合の再開を決定した。

 ジェリコはバンディードの妹を殴ろうとしたが、バンディードが蹴り技からスープレックスに繋いでピンフォールを奪い試合に勝利。ここにROH世界王座の新王者が誕生した。

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