(画像元:AEW 記事元:solowrestling.com 記者:Antonio Rubio)
- 『最も探し求められる男』は、今大会のベストバウトとされるドラリスティコとの試合に勝利し、世界王座タイトル二度目の獲得にして初の防衛に成功した。
ルイジアナ州ニューオーリンズのレイクフロント・アリーナで昨晩開催されたAEW Collision:Playoff Paloozaのベストバウトとされるドラリスティコとの試合に勝利し、バンディードはROH世界王座の防衛に成功した。両選手は素晴らしい試合を繰り広げたが、ベルトは王者の腰に巻かれたままとなった。
試合展開
試合が始まる前からブーイングが飛び交う中、ドラリスティコは試合を棄権しようとしていたが、結局、リングに戻ることに決めた。挑戦者は握手も求めず、王者にもROHにも配慮を欠いた形で試合は開始となった。
両選手はアスリートとしての才能を惜しみなく発揮し、試合開始直後から高速な試合展開を印象付けた。ドラリスティコは場外へのトペ・コン・イーロをさく裂させると戦場をエプロンに移し、両選手によるチョップの応酬が始まった。最後はドラリスティコのヘッドシザース・ホイップを受けたバンディードが場外に叩きつけられて終わった。
場外で回復した両選手はリングに戻る前に再びチョップ合戦を繰り広げた。ドラリスティコは蹴り技を駆使して試合をリードしていたが、バンディードが試合の流れを変えてドラリスティコを場外に追い出すと、トペ・スイシーダとトペ・コン・ヒーロを連続で成功させた。
リングに戻ると、バンディードはエディ・ゲレロに捧げるフロッグ・スプラッシュを繰り出したが、ドラリスティコが3カウント直前に返した。延髄斬りがクリーンヒットした王者だったが何とか耐えると、両選手は応酬を再開し、ドラリスティコがミスティカでバンディードを捉えた。すぐに逃れた王者だったが、クロスアーム式パイルドライバーを受けそうになるも、すぐに素早いペナルティーキックで反撃した。
コーナーに上がった両選手だったが、ここでドラリスティコがウラカン・ラナを繰り出し、コードブレイカーに繋いでピンフォールを狙ったが、バンディードが3カウント前に返すと、ドラリスティコをコーナーに追い詰め、最後は21-Plexをさく裂させて試合に勝利した。
The @RingOfHonor World Champion is FIRED UP!
— All Elite Wrestling (@AEW) April 27, 2025
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このようにして、バンディードは2回目のROH世界王座獲得後初の防衛に成功した。21日前に開催されたAEW Dynasty 2025大会にてタイトルとマスクを賭けたコントラマッチでクリス・ジェリコに勝利してベルトを獲得したばかりである。追加データとして、バンディードとドラリスティコがプロとしてシングルマッチで対戦するのは初めてであった。