僕は自炊が出来ないので基本的に休日の食事は外食となる。栄養面や経済面から考えてもやはり自炊をすべきなのだが面倒くさがりの僕はどうしても外食に頼ってしまっているのだ。はっきり言うが僕の休日の食事は酷い。まず、一日に二食しかとらない上に明らかにタンパク質を多く摂取し割には食物繊維が圧倒的に不足している。一応、そのことは理解しているのでタコス屋に行った時は少しでも食物繊維を摂取するべくオニオンや香草、ウチワサボテンは現地の人が不思議な目で見るくらい良く食べるようにしている。
そんな日曜日の午後の食事は久しぶりにレストランへ足を運んだ。レストランとは言ってもメインはやっぱり肉である。
今日食べたのはARACHERRA（アラチェラ）という牛肉のステーキ。付け合せにフライドポテトとレタスとトマトのサラダ。
各テーブルにはサルサ（香辛料）とLIMON（リモン）が用意してある。赤いサルサはチポトレと言って辛さは控えめで甘い。緑のはワカモレと言ってアボカドがメインの辛いサルサ。ワカモレはアメリカ合衆国でも人気のサルサで日本でも割と知られているはず。ゼルダの伝説でいうと赤はハートが全快して緑は魔法メーターが回復しそうなものだが、そんな効果は当然ながらない。リモンは日本でいうかぼすのようなものでメキシコでの消費量は半端ないそうだ。サルサが辛すぎる場合などにもよく消費される。
この料理に飲み物を付けて値段は69ペソ。日本円に換算すると414円くらいになる。僕からすると非常にお手頃で大満足なわけだが、メキシコ人からするとどうなのだろうか？