(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizarraga)
流血試合がメインイベントとなった7月8日日曜日のアレナナウカルパン。モスコ・X-FLYとオベットのライバル関係は火花を散らし、リングで対峙することに緊張感が増しており、拷問技と血が両者の間にまき散らされた。
試合は、オベットがエンペラドールアステカ、インポシブレとタッグを組み、対するモスコはイホ・デル・メディコアセシノ、セレブロネグロと手を組んだタッグマッチだったが、試合を作ったのはハードコアの二人で、オーソドックスな方法で、モスコが隠し持ってきたフォークでオベットの額と腕を差し流血させている間、試合のカギとなったのは他の選手達であった。
一本目はルードが優位に立ち回り、テクニコに休ませることなく二本目に入ると、そのままルードがリングを支配。ところが、あるミスからテクニコが勢いを取り戻し、すぐにオベットがモスコに椅子攻撃で反撃。元スーパーボーイがモスコを昏倒させると、ティヘラス、凶器攻撃といった激しい攻撃でモスコを流血させると試合は三本目に委ねられることとなった。
三本目に入っても拷問技の応酬が止むことはなかったが、ある不注意からモスコがピンフォールを奪われ、試合の蚊帳の外に出ると、それからは場外から試合に何度も介入を続け、レフェリーの不注意の隙をつき、オベットをチェーン攻撃で苦しめノックアウト。そのままメディコアセシノがオベットからピンフォールを奪い、試合はルードの勝利となった。