(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)
去る12月1日日曜日、IWRG本拠地のアレナ・ナウカルパンにてPALL創立1周年記念を称える特別興行が開催され、そのメインイベントでは、数週間前から抗争が始まった、現Rey del Ring王者のデモニオインフェルナルとフレセロジュニアがカベジェラマッチで対戦した。
颯爽と入場したデモニオに続いて、フレセロもリングイン。試合が始まると花道の階段でデモニオがフレセロを攻撃。開始直後から試合の舵を握ろうとするデモニオであったが、フレセロが即座に状況を逆転させ、パイプ椅子攻撃でデモニオの頭部を猛打した。頭部から流血したデモニオは、苦難の連続を乗り越えて反撃開始。同じくパイプ椅子攻撃でフレセロを流血させた。
負ければ坊主のカベジェラマッチで、両者は出血しながらも、自身の髪だけでなく、名誉を守るために意地のぶつかり合いを繰り広げる。両者とも試合による疲弊だけでなく、出血による体力の消耗が見られたが、試合の激しさは衰えなかった。
最後はデモニオがフレセロジュニアからギブアップを奪い、辛くも勝利。試合後、お互いに健闘を称えあうと、フレセロは約束通りに丸坊主となったのであった。