ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

【IWRG】疑惑の判定でバグネルがカポとのカベジェラマッチを制する

(画像・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)

 IWRGはメキシコ州におけるルチャリブレ開始58周年を記念して『Revolución 58』大会を開催し、そのメインイベントでは、ドクトルバグネルジュニアとカポ・マジョールがカベジェラマッチで対戦した。

 試合は期待通りにハードな流血試合となり、両選手は過去の因縁を清算するための絶好の機会と捉え、激しくぶつかり合った。大技の応酬が繰り広げられ、試合終盤、イホ・デル・ドクトルバグネルがレフェリーの注意を惹いている間に、ガレノ・デル・マルがビール瓶を持って試合に介入すると、バグネルがカポの頭部をビール瓶で強打。しかし、カポは回復すると今度はバグネルを禁止技のマルティネーテで反撃、そのままピンフォールを奪おうとしたが、別のレフェリーがカポの反則負けとジャッジし、会場からのブーイングの中、試合はバグネルの勝利となった。

 セミのイホ・デル・エスペクトロ、イホ・デ・カニスルプス、イホ・デル・アレブリヘは、プーマキング、イホ・デ・ドクトルバグネル、ガレノ・デル・マル組に敗北。試合は平凡に進行していったが、カニスとエスペクトロに仲間割れが起こり、ルチャタイムがカニスルプスをイスで乱打。その隙にプーマがエスペクトロをローブローから丸め込んでピンフォールを奪う。

 試合後、プーマはフレセロのヘビー級タイトルへの挑戦を宣言すると、フレセロがリングに登場。しかし、謎の覆面レスラーが4名現れ、リングに居合わせた全員を襲撃した。

 セミファイナルの試合が行われる直前、IWRGは会場に駆け付けたグラン浜田の偉業を讃えた。

 スペシャルマッチは、タッグ王座タイトルへの挑戦者を決める決勝戦ということで、パシオンクリスタル、ジェシー・ベントゥラ組と、フレセロジュニア、デモニオインフェルナル組が対戦。試合序盤はネゴシアンテスの独壇場となり、ラス・ショタスをパイプ椅子攻撃などで追い詰めるものの、ラス・ショタスが反撃を開始。両タッグとも流血する凄惨な試合となったが、最後はネゴシアンテスが勝利をもぎ取り、タイトル戦へ駒を進めた。

 第三試合ではメキシコ王座タイトル戦が行われ、トキシンが数週間前から抗争の続くタイガーとの防衛戦に臨んだ。試合はトキシンが自分のペースに持っていくために、タイガーを寝技で攻めた。激しい攻防が続き、お互いがピンフォールを狙うなか、最後はトキシンが腕への関節技でタイガーからギブアップを奪い、タイトルの防衛に成功した。

 第二試合はライトヘビー級タイトル戦が行われ、ベイビー・エクストリームとプーマ・デ・オロが対戦。寝技から始まり試合を徐々に盛り上げていった素晴らしい両選手だったが、観客を巻き込んで会場を湧かせることに成功する。大技と空中技の応酬が繰り広げられた後、お互いに勝利を狙いに動き始めたところで、最後はベイビー・エクストリームがトップロープからのラナでプーマを丸め込んで試合に勝利した。

 第一試合のベイビースター、メシカ組対ソブレドシス、ディック・アンヘル3Gでは、メシカとアンヘルが関節技の応酬から試合をスタート。その後、ソブレドシスとベイビースターも加わり試合を加速。最後はメシカとベイビーがコーナーからの空中技を決めると、ダブルみちのくドライバーでソブレドシス、ディックからピンフォールを奪った。

 リングを温める前座では、ハルコンマヒコがレジェンダリオに勝利。ダイナミックな大技で試合を盛り上げた。

Con polémica decisión Dr. Wagner gana la cabellera del Capo Mayor. – THE GLADIATORES Lucha Libre