（写真元：AAA 記事元：solowrestling.mundodeportivo.com 記者：Nicolas Lafferriere）
- イホ・デル・ビキンゴは先週末の試合中に負傷し途中棄権となった。
- 同選手はAAAとの契約を更新したばかりであった。
イメージを刷新したばかりのイホ・デル・ビキンゴだが、世界中から、そしてプロレスファンから注目を集めている。メキシコ人プロレスラーはAAAや世界中の団体における活動で常にニュースを提供し続けている。
不幸なことに、とある予期せぬ事故が短期間の活動休止となりかねない事態を引き起こしてしまった。先週末、イホ・デル・ビキンゴはアレナ・ロペス・マテオスで開催されたAULLの興行に姿を見せ、メインイベントでサイコ・クラウン、ウータンとタッグを組み、フレセロJr.、トラウマⅠ、デモニオ・インフェルナル組との試合に臨んだ。
youtu.be 試合序盤、ビキンゴはリングに着地した際に右ひざを仰々しく曲げた状態で転倒した。AAAメガ王座は転がりながらリングサイドに退避すると、その場で医療チームが膝の状態を確認するために駆け付けた。ビキンゴはスタッフ1名に支えられて試合を途中棄権したが、試合はそのまま続行した。
その後、SNS上で複数のユーザーが右ひざに包帯を巻いた状態のビキンゴの写真をアップロードした。会場の医療スタッフの初検によるとじん帯の断裂の可能性があるという。手術もしくは一定期間の欠場が必要になるのかについては言及されていないが、2024年の復帰は絶望的との悲観的な見方もある。
最近になって、イホ・デル・ビキンゴがAAAとの契約を更新したことが知られた。今後も同団体で活動を続けていくことになったわけだが、ビキンゴは世界的な大会への出場に焦点に合わせており、主戦場としては専属契約を結ばずとも出場が可能なAEWやROHといった団体となっている。
