(画像・記事元:superluchas.com 記者:Apolo Valdés)
CMLLで最も有名な海外選手の一人であるテッサ・ブランチャードが退団を決意し、ジュビアとのタッグで保持していた女子タッグ王座を返上した。
CMLLは12月13日金曜日、ここ数週間、試合に出場していなかったテッサの退団を発表した。また、タッグ王座を返上したとのことで、新王者決定戦も行われるようだ。彼女がCMLLのリングで最後に試合を行ったのは11月22日であり、ペルセフォネとの勝負に敗北していた。
「公式発表:テッサ・ブランチャードの退団により女子タッグ王座は空席となったため、来年、新王者決定戦を開催する。」
PWInsiderの報道によると、テッサは2020年に退団したTNAとの新たな契約を結んだとのことだ。
CMLLでのテッサ・ブランチャードの軌跡
CMLLでの在籍期間にて、テッサは女子部に大きな爪痕を残した。2023年の女子グランプリでは、威厳のある本大会でライバルを蹴散らし優勝を果たした初めての外国人選手となった。さらに、攻撃的なスタイルと高い技術でアレナ・メヒコの観客の間で人気選手としての地位を確固たるものとした。
ブランチャードは公私の問題を乗り越えた後、CMLLは彼女のプロレスに対する情熱を再燃させるための重要な契機となったと述べている。複数のインタビューにおいて2023年の女子グランプリ出場がプロレスラーとしての今後の方向を変化するきっかけとなったと発言しており、プロレスへの愛を再発見しメキシコでの同僚たちとの絆を深めることができたという。
彼女は女子グランプリ大会を優勝しただけに留まらず、ジュビアとともに女子タッグ王座も獲得している。
彼女の退団によりCMLL女子部に大きな穴が開いた一方で、テッサには、かつて女子レスラーで初めて世界王座を獲得したTNAでの新たな可能性が開かれたことになる。