ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

AAAがInvading LAの開催延期を公式

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(画像元:AAA 記事元:superluchas.com DARK ANGELITA)

 アメリカ市場侵略計画における第2回目の大会となるInvading LA大会を延期すると、AAAが公式に発表した。大会は10月13日日曜日、カリフォルニアのThe Forumで開催される予定であった。

 代表のドリアン・ロルダン氏は『予期せぬ事態』により大会の日程を変更することになったと示した。

 キャンセルの噂は数日前から差し迫っていた。しかし、Ticketmasterは引き続きチケットの販売を継続していた。ところが、10月7日月曜日から販売は中止され、はっきりと大会延期が示されたのである。

 公式サイトやSNSでは何が起こったのかについての言及はなく、ただ単に、ロスアンゼルスのデジタル媒体で、キャンセルについてのロルダン氏のインタビューによりお知らせがあっただけというのは、好奇心をそそる結果となった。

「ロスのファンの皆さんが、我々のショーを見ることに対して非常に心配されており、また、このような残念なニュースによって、既にチケットを購入された方のいかなる不都合に対して、我々は謝罪致します。このような状況は予期せぬものであり、10月13日の大会を延期せざるを得ませんでした。我々は現在、別の日程で大会を開催しようと考慮しております。」

「所属選手たちは、マジソンスクエアガーデンのHuluシアターで開催された『Invading New York』大会の成功から、引き続き、激しい熱意を抱きながらロス大会を待ち望んでいました。」

「ファンの皆様に知っておいて欲しいのは、あなた方が既に購入したオリジナルのチケットは、別の日程で開催された場合にも有効であるということです。Forumでお待ちしております。」

 ニューヨーク大会での酷い結果は、最適な計画、プロモーション不足によって引き起こされ、結果として一回り小さい会場への変更を余儀なくされ、また、突如としてIMPACT Wrestlingとの共同興行となったことは考慮しておかなくてはならないことだ。

 ロス大会のケースも同じであり、対戦カードは不明、ロスにおけるプロモーションはなく、チケットの売れ行きも低調であった。AAAには、海外遠征時に、現地における確かなビジネスパートナーを見つける決断を下すことを期待する。なぜなら、海外市場進出は決して悪いものでも、常軌を逸したことではなく、むしろ、しっかりと計画すればAAAに利益をもたらすものであるからだ。

https://superluchas.com/aaa-es-oficial-se-pospone-invading-la/

トリプルスレットマッチで強豪同士が激突

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 10月13日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催されるIWRGとGAWによる共同興行の全カードが発表された。それによると、メインイベントではトラウマ兄弟組、イホ・デ・ドスカラス、イホ・デ・ピラタモルガン組、そして、ロスカポスという重量級の強豪らが、トリプルスレットマッチで激突する。また、セミのタッグマッチでは、イホ・デ・カニスルプスとドラゴンベインという珍しいタッグが、デモニオインフェルナル、ルナティックエクストリーム組と対戦。

 また、ミッドカードではフランスのカラウィとIWRGのトレーナーでもあるブラックテリーがシングルマッチで対戦する他、2試合目にはディオサケツァルとルダルクによる女子ルチャも行われる予定だ。

 

カリスティコとドラゴンリーがナウカルパンで大暴走

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(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizarraga)

 創立記念興行を終えたMDAが、再びナウカルパンで興行を開催。そのメインイベントはBatalla Explosiva*1と名付けられ、カリスティコ、ドラゴンリー組がドラゴンベイン、イホ・デ・カニスルプス組と対戦した。

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 試合が始まると、ベインとカニスはカリスティコとリーに猛攻を加え始める。疑うことなく、若手選手のベインとカニスにとっては、実力を示す重要なチャンスであった。試合は激しい長期戦となり、ベインとカニスは2対1で相手を追い詰める作戦をとると、カリスティコとリーをリング内外で攻撃した。

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 IWRG組の攻撃が数分間続いたのち、カリスティコとリーが遂に反撃を開始。同じく、リング内外で激しく攻撃。フルスロットルのまま、試合は終盤に突入。大暴走したカリスティコとリーはベインとカニスのマスクを剥がしてしまい、レフェリーから反則負け判定を受けてしまう。ところが、その結果に不服のカリスティコとリーは、最後はレフェリーにまで攻撃を加えてしまうのであった。

http://www.thegladiatores.com/caristico-y-dragon-lee-sacaron-lo-rudo-ante-los-golpeadores/

*1:直訳は『爆発性のバトル』

Death Before Dishonor大会PPV売上は大爆死

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(画像元:ROH 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com IVÁN BEAS)

 先日放送された、ROH毎年恒例のDeath Before Dishonor大会のPPV売上が芳しくないという。デイブ・メルツァー氏がラジオ番組Wrestling Observerで報じたところによると、1,000件にすら到達しなかったという。

 具体的に、同氏の詳細によると、計800件の売上しか記録しなかったという。この売上件数は、前回のPPVイベントであるBest in The Worldが記録した3,500件から77%も暴落したことになる。通常だとROHのPPV売上件数は3,500から5,000件であるという。

 この数字にはFITE TVまたはHonorsClubの購入者は含まれていないことを強調しておこう。これらの数字は公式発表されていない。

 Death Before Dishonor大会はラスベガスで開催され、新王者が二人誕生した。一人はルーシュであり、マット・ターバンを破りROH世界王者のベルトを獲得。もう一人はアンジェリーナ・ラブであり、WOH新王者のベルトを獲得した。ROHの次回のPPVイベントは、12月13日メリーランドで開催されるFinal Battle大会となっている。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/84261-roh-death-before-dishonor-registra-un-pobre-dato-de-ventas-de-ppv-tradiciona

ドラゴンリーがCMLL退団後初めてナウカルパンに登場

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 10月6日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催されるMDA興行の全カードが発表。IWRG、PALLとの共同興行のメインイベントには、CMLLを退団したばかりのドラゴンリーが登場。伝説のルチャドール、カリスティコとタッグを組んで、IWRGの両雄、ドラゴンベイン、イホ・デ・カニスルプス組と対戦する。

 他にも、サディコ、エル・ディボ組対トラウマ兄弟、イホ・デ・ドスカラスとデモニオインフェルナルによるシングルマッチや、アラミス、インポシブレとフライウォリアー、プーマ・デ・オロのタッグマッチを含めて、全7試合が行われる予定だ。

バンディドの欠場に伴いフラミータが緊急参戦

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(写真元:ROH 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com JAVIER ZOTANO)

 数日前に膝の手術を受けなければならなかったバンディドの欠場に伴い、10月末に行われるROHイギリスツアーのHonor Unitedには、フラミータが参戦することが決定したという。同社はフラミータ選手とバンディド選手について以下の内容のプレスリリースを公式ページにて公開した。

「膝の故障により、イギリスツアーのHonor Unitedにはバンディドは参加致しません。代わりに、空中技を得意とする選手の中でも最高峰の一人との評判の、フラミータ選手が参加致します。」

フラミータ選手の参戦は、バンディド選手自身がROHの取締役会に要求したことにより決定しました。バンディドとフラミータは世界中のインディー団体での試合で頻繁にタッグを組んでいるパートナー同士です。」

「伝説のルチャドールであるレイ・ミステリオと対比されたこともあるフラミータは、10月25日ロンドン大会でROHのリングにデビューし、コルト・カバナと対戦します。26日ニューポート大会では、トレイシー・ウィリアムスとタッグを組み、Villian Enterprisesのマーティ・スカル、フィリップ・ゴードン組と対戦します。そして、27日のボルトン大会では、フラミータが以前から対戦を望んでいたスピードボールこと、マイク・ベイリーと初対戦を行います。」

フラミータはメキシコで日本で名声を上げ、カリフォルニアのPro Wrestling Guerillaでも活躍。バンディドとは共にメキシコのCrash Lucha Libreと、イギリスのProgress Wrestlingでタッグ王者タイトルを獲得したことがあります。先月のPWG Battle of Los Angeles大会では、メインイベントに登場し、バンディドとタッグを組んでペンタ0M、レイ・フェニックス組と対戦し、非常にたくさんの批評を受けました。」

「半月板の治療中であるバンディドが、11月2日ピッツバーグで開催されるThe Experience大会、そして3日オハイオ州コロンブスで開催されるUnauthorized大会に出場できるかどうかは不明です。」

バンディドは、タイトル戦の挑戦者を決めるFinal Battle大会を放棄せざるを得ないと判断されました。9月28日にラスベガスで開催されたDeath Before Dishonor大会では、ジェイ・リーサルと対戦する予定でしたが、代わりにPJ Blackが出場しました。」

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/84214-flamita-sustituira-a-bandido-en-los-eventos-de-roh-honor-united

ルーシュがメキシコとアメリカにおける契約状況を明らかに


Conferencia de prensa Rush el Toro Blanco

(記事元:solowrestling.mundodeportivo.com JAVIER ZOTANO)

 現ROH世界王者のルーシュが+LuchaTVのインタビューに応じ、CMLL退団について、そしてメキシコとアメリカにおける自身の契約状況について明らかにした。

 ルーシュはCMLLから離れることを寂しく思うとコメント。アレナ・メヒコやグアダラハラのリングで試合をしてきたことが、ROH世界王者タイトル獲得に繋がったとし、また、それが新たな第一歩を踏み出すという決断を下すための勇気になったという。

 同時にCMLLの選手として、規定を破ったとして、取締役会との間に頻繁に問題があったことを認め、会社から減給処分を下される場合もあったが、会社として正しいことをしたまでで、それが変わることはないだろうとしている。一方、CMLLを退団したのは、誰と試合を行って良いのか悪いのかを言われることなく、新たな挑戦、そして新たなライバルと試合をするためであると明かした。

 インタビュアーはルーシュに、自身のリングネームとインゴベルナブレスの名前について質問した。というのも、CMLLがこの二つの名前の商標登録を行っているからである。ルーシュは、ファンは既にその名前を知っているし、誰がインゴベルナブレスの創立者なのかも知っている、と言及するにとどめた。

 また、既にCMLLを退団したことから、L.A.Parkとのコントラマッチを行いたいとコメントしたが、その試合は多くの観客を動員できる物語を作れるような団体で行いたいと繰り返した。

 また、ここ数か月間はCMLLのリングで試合をすることに何も感じておらず、アレナ・メヒコで行われる試合が素晴らしいレスリングであるとも感じていなかったという。

 現在はメキシコでインディーとして活動することを明かし、アメリカではROHとの2年間専属契約を結んでいるという。続けて、今なら多くの偉大な選手たちが、なぜインディーとして活動することを好むのかがわかる、ともコメントした。

 AAAについては、コナンに対して悪くいうようなことは何もないとし、自身がアメリカに飛んだ際にはコナンがサポートしてくれたこと、また、AAAの何人かの選手とは試合をしてみたいと答えた。

 ルーシュは、彼とドラゴンリーが、マジソンスクエアガーデンについて話しながら、海外におけるCMLLの唯一の選手であったと明言し、インディーにおける最も名誉ある大会の一つである、Pro Wrestling GuerillaのBattle of Los Angelesで、ドラゴンリーが優勝することをCMLLは望んでいなかったと言及した。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/84183-rush-aclara-su-situacion-contractual-en-mexico-y-estados-unidos