ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

SareeeがWWE挑戦へ


Sareee VS Leon(PURE-J) 2018.05.13【ワールド女子プロレス・ディアナ】

(記事元:solowrestling.mundodeportivo.com SEBASTIÁN MARTÍNEZ)

 ワールド女子プロレス・ディアナは1月4日横浜で、同社に所属するSareeeの最後の試合を行った。最後の試合は佐藤綾子とのタイトル戦であったが、試合には負けた。試合後、Sareeeは退団を告げ、2月にもアメリカに発つことを認めた。

 同選手はディアナを世界的な団体にしたいことに言及したが、これは日本人レスラーがWWEに挑戦するためにアメリカへ渡るときに、よく用いられるコメントである。1月末から2月初頭にかけて、WWEはスカウトを行いパフォーマンスセンターに入るための契約を行うが、その候補者リストの中にはSareeeの名前があると思われる。また、ここ数か月の間、WWE入団を狙っている黒潮二郎もフロリダ入りするものと思われる。

 2019年7月、東京スポーツWWESareeeに興味を示しており、WWE日本大会時に来日したトリプルHSareeeWWE移籍への会談を行ったという。同メディアが掴んだ情報によると、トリプルHは元々、『ビジネス』のために来日していたという。その一つがSareeeとの会合であったようだ。

 8月に東スポのインタビューを受けたSareeeトリプルHとの会合を認めた。「トリプルHとの会合でモチベーションが上がりました。私のプロレスを世界に届け、女子プロの世界において最高レベルのところに行きたいです。」と明かしていたが、WWEとの合意に至ったわけではないとも言及した。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/86425-sareee-confirma-su-marcha-a-estados-unidos

新日はImpact Wrestlingとの業務提携を拒否

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(画像元:NJPW.com 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com GIN MALKAVAR)

 新日本プロレスリングは去る2019年12月27日に、AXS TVによる番組放送終了により、アメリカ国内向けの放送を一時中止することを認めた。5年間続いた関係が終了することで、毎週金曜日、土曜日の夜に放送されていた番組も終了する。

 Wrestling Observer Newsletterのデイブ・メルツァー記者は、AXS TVと新オーナーのAnthemは、新日とテレビ朝日にコンタクトを取り、Impact Wrestlingとの業務提携をキーポイントとして交渉を行った。合意に至った場合、AXSは番組を継続する予定であったが、新日の経営陣がそれを拒否したため、AXSは番組放送終了という決断に至ったという。

 AXS TVは2014年にアメリカにおける新日本プロレスリングの放送権を購入し、2015年1月に番組の放送を開始。番組ではWorld Pro-Wrestlingが日本で放送した番組の一部内容である新日の大会で特に際立った試合を1、2試合放送していた。番組ではコメンテーターにマウロ・ロナロ、ジョッシュ・バーネット、ジム・ロス、ケビン・ケリーを迎えていた。

 IMPACT WrestlingのオーナーであるAnthem Sports & Entertainmentは、AXS TVの大部分の株式を購入したと2019年9月に告知した。これにより、Impact Wrestlingのテレビ番組はPursuit ChannelからAXS TVに移り、10月29日に生放送を開始した。Impact、新日、Women of Wrestlingは数か月間、同じ放送局で番組を放送しプロレスリングチャンネルのラインアップは完璧であった。AnthemとImpactの社長を務めるエド・ノードホルム氏は9月に、新日の番組を打ち切る計画はない意向を示していた

 「AnthemはAXS TVに番組についてはいかなる決定も下していないことを公表しました。我々はテレビ朝日とはFight Networkの新日のために、以前から番組放送について協力関係を結んでいます。我々はこの協力関係が業務提携に結び付けることを期待しています。」

 新日とAXSは2021年まで番組放送を続けるという選択があったが、2020年1月を前に契約を終了する決断を下した。Impactの幹部であるドン・コリス氏とスコット・ダムール氏は新日との業務提携に向け仲介に入ったが、努力は水の泡となった。現在、アメリカ国内で新日の番組を視聴できるのはNew Japan Worldのみであり、テレビ放送は行われていない。メルツァー記者は北米におけるこのタイプの契約には時間が掛かり、新日にはそのための時間がなかったとほのめかしている。

 かつてImpact WrestlingがTNAであった当時、アメリカで修行中であったオカダカズチカを不当に扱ったことが原因で、新日との関係は悪い。2019年半ばで新日を退団したデイビー・ボーイ・スミスジュニアは、新日の外道を含む上層部は現在もImpactと仕事をすることに否定的な態度を崩していない、とインタビューで語っている。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/86386-njpw-rechazo-una-alianza-con-impact-wrestling-

『オクタゴン』の商標権はオクタゴン本人が有することが明らかに


OCTAGÓN NOQUEA A TRIPLE AAA

(記事元:solowrestling.mundodeportivo.com NICOLAS LAFFERRIERE)

 数時間程前からオクタゴンとAAAが『オクタゴン』の商標権を巡って争いを繰り広げている。ベテランルチャドールはAAAとの法廷での裁判に勝利した後、自身が『オクタゴン』の知的財産権を有することを発表した。

 ルチャドールの弁護士を担当したアントニオ・バロス氏は、メキシコ知的財産協会から発行された書類と証明書をオクタゴンに進呈。その中で、オクタゴンこと本名フアン・オスカレラ氏がオクタゴンと、息子が現在も使用しているオクタゴンジュニア、そしてAAAの元ミゼット王者が使用しているオクタゴンシートの知的財産権を独占保有していることを明確にしている。

 オクタゴンは、彼自身が唯一、商標権を行使でき、また、他団体によるいかなる意図によるコピーを差し止めることができることを述べつつ、その知的財産権を守るのは非常に難しいことを明らかにした。彼の担当弁護士は権利を侵害した場合は法的処分が下され、最低250,000ペソ(13,000ドル以上)の罰金が課せられる上に、裁判所に訴えられることもあり得ることを強調した。

 オクタゴンとAAAの問題は団体設立当時までに遡る。CMLLを退団したオクタゴンは92年にアントニオ・ペニャ氏と共に新団体となるAAAを発足。2014年にAAAを解雇されると、オクタゴンは解雇は不当なものとし、オクタゴンの名前とキャラクターの使用は無効であるとAAAへの抗議を開始。去る2019年6月にオクタゴンは裁判で勝訴判決を得、AAAがその知的財産権保有することを否定した。

 オクタゴンがその知的財産権保有しているという脅威が存在しているにも関わらず、AAAのゼネラルマネージャーであるドリアン・ホアキン・ロルダン・ペニャ氏は、AAAは未だに一部の肖像権を保有していることを主張するメッセージを発信している。

 「AAAはオクタゴンというキャラクターづくりの肖像権を100%留保しているので、合法的に『オクタゴン』という名前を使用することができる。」

 このAAAの空虚な提議に対して、オクタゴンの法的グループからの返答はない。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/86401-octagon-obtiene-derechos-personaje-tras-polemica-contra-aaa

デモニオインフェルナルがIWRG世界ミドル級王座を獲得

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(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)

 2020年元日アレナ・ナウカルパンで開催されたIWRG元日興行のメインイベントにて、フエルサゲレラ、パシオンクリスタル、デモニオインフェルナル、エイブ・レックス、エンペラドールアステカ、イホ・デル・アレブリヘがラダーマッチで対戦した。

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 金網に囲われたリングの真上にぶら下がっているのは謎のアタッシュケース。中に入っているのは一体何なのかもわからずに、選手らは試合を開始。最初の8分間は通常の試合を行い、その後に投入される梯子を使ってケースを手に入れ、そのまま金網から脱出すれば勝利というルールだ。

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 ケースの中身がわからないまま、6名の選手は激しい試合を繰り広げた。デモニオインフェルナルは試合開始早々にわき腹から出血するものの、どうやらデモニオにとってそれは彼を妨げるものではなかったようで、このラダーマッチを制したのはそのデモニオインフェルナル。梯子を上ってケースを手にすると、そのまま金網から脱出。

 ケースを開けてみると、そこにはフエルサゲレラが棄権し、空席となったままのIWRG世界ミドル級王座のベルトが入っており、デモニオインフェルナルが同タイトルの新王者となった。

http://www.thegladiatores.com/con-apuestas-de-cabelleras-mascaras-y-campeonatos-abrio-el-2020-la-arena-naucalpan/

IMPACT Wrestlingのある重役がセクハラか

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(画像元:impactwrestling.com 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com SEBASTIÁN MARTÍNEZ)

 Wrestling News Worldのトーマス・フェントン記者の独占情報によると、Impact Wrestlingのとある重役がセクハラの疑いで調査されているという。その人物は社内の人間に繰り返しセクハラ行為を行ったとして、内部調査が既に始まっているとのことだ。

 現在のところ、その人物に関しては名前が伏せられているが、同社にかつて所属していた選手にセクハラ行為を働いていたとして訴えられている。Impact Wrestlingは穏便に事を済ませたいことから、複数の社員に対して話をしているという。セクハラに関わる人物、選手らは契約の延長は行わず、退団しているとのことだ。細心の注意を払った調査は現在も進行中であり、そのために全ての個人情報は秘匿されている、とフェントン記者は語った。

 Wrestling News WorldはAnthemに取材を申し込んだところ、「社内の事なのでコメントは控えさせて頂く。元選手が、ある幹部の不適切な態度を訴えたことは認めるが、その数か月後に選手が退団したことまでは関与しない。今回の訴えが、弊社が選手を退団を認めた理由ではない。」との返事があった。

 「訴えの後、Anthemは、調査を始め、今回の件に関して助言をいただくために人事課の外部コンサルタントと契約した。調査が始まり、原告側と相談したところ、それらの告発には根拠が不足していることが明らかとなった。以上でこの件は終了している。一切の処分は必要なしと判断された。」とImpact Wrestlingは伝えている。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/86339-investigan-a-un-trabajador-de-impact-wrestling-por-acoso-sexual

ベッキー・リンチのRAW女子王者タイトル防衛戦が決定

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(画像元:wwe.com 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com NICOLAS LAFFERRIERE)

 USA Networkで放送されたMonday Night RAWにて、現RAW女子王座のタイトルを持つベッキー・リンチがRoyal Rumble 2020にてアスカとのタイトル防衛戦を行うことが発表された。

 両選手の抗争は2018年末のTLCに遡る。シャーロット・フレア、ベッキー・リンチと対戦したアスカは、両者を下して非常に大きな勝利を得て、SmackDown女子王者タイトルを獲得。また同年、Royal Rumble 2018でも両者は対戦し、アスカが優勝を果たしている。

 先週放送のRAWにて、ベッキーは2019年におけるシングルマッチでの唯一の敗北であった試合を語った。アスカはWWE女子タッグ王者ベルトとRAW女子王者ベルトの獲得を狙っている。また、ベッキーWWEとの契約更新についても触れ、その契約の中にはRoyal Rumble 2020におけるアスカとのタイトル戦も含まれているという。

 Royal Rumble 2020は1月26日、テキサス州ヒューストンのMinute Maid Parkで開催予定。現在までに決定している対戦カードは以下の通りだ。

Royal Rumble男子部門

参加選手未定

Royal Rumble女子部門

シャーロット・フレア、その他未定

WWEユニバーサル王座タイトル戦

ブレイ・ワイアット対ダニエル・ブライアン

RAW女子王座タイトル戦

ベッキー・リンチ対アスカ

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/86330-becky-lynch-defendera-el-campeonato-de-mujeres-de-raw-ante-asuka-en-royal-rumble

獣神サンダーライガーが引退後もマスクは脱がないことを宣言

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(写真元:TWM.news 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com JAVIER ZOTANO)

 日本人プロレスラーの獣神サンダーライガーが、引退後についても自身のキャリアを決定づけたマスクは脱がないことを宣言した。ライガーは1月4日、5日に開催される予定の、新日本プロレスリングが誇る一年で最大のイベントであるWrestle Kingdom 14に出場し、最後の2試合に出場する。

 東京スポーツが行った直近のインタビューにて、ライガー永井豪が原作者の獣神ライガーをモデルにキャラクターと衣装を作り上げ、『もしマスクと共に引退するなら、ライガーという名前を使ってもいいでしょう。』とコメントしている。

 また、ライガーはマスクを脱いだ素顔は晒さないことも宣言した。ちなみに、ライガーは1989年から、その象徴的なマスクを使用している。

 Wrestle Kingdom 14の初日では、ライガー藤波辰爾ザ・グレート・サスケタイガーマスクとタッグを組んで、佐野巧真大谷晋二郎高岩竜一田口隆祐と対戦し、二日目では佐野巧真リュウ・リー、高橋ヒロムと最後の試合を行う。また、その翌日に開催されるNew Year Dashにて引退セレモニーが執り行われる予定だ。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/86319-jushin-thunder-liger-asegura-continuara-usando-iconica-mascara-tras-retiro