ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

クエルボ・デ・プエルトリコが復帰へ


Ángel o Demonio golpea a Cuervo con un tabicón

(記事元:solowrestling.mundodeportivo.com SEBASTIÁN MARTÍNEZ)

 プエルトリコから吉報だ。2018年から長期欠場していたクエルボ・デ・プエルトリコがリングに復帰するという。プエルトリコのプロモーターであるWorld Warriors Wrestlingが11月16日土曜日に開催する『El Renecer』大会で、その復帰戦が行われるという。

 クエルボの名前が世界で知られるようになったのは昨年、PALLが11月19日、アレナ・ロペス・マテオスで開催した『Rumores Blasfemos』大会での事件でのこと。凶器の使用が認められたデスマッチで対戦したアンヘル・オ・デモニオが、場外を歩いていたクエルボにコンクリートブロックを投げつけたところ、これが頭部に直撃。ブロックは偽物と思われていたが、これが実は本物で、頭部に直撃したクエルボはその場で昏倒。救急搬送されることとなった。

 障害が残るのではと心配されつつ、復帰ができるかどうかは疑いが強く残るものの、リハビリに1年を要するという診断が下された。クエルボを故郷でのリハビリに連れて帰るために家族が来墨。また、病院に搬送された当日は複数の選手らが傍を離れなかったという。L.A.Park、フベントゥゲレラ、フエルサゲレラ、ペンタ0M、キング・フェニックスらは、11月22日にアレナ・ナウカルパンで、クエルボの治療費を集めるための特別興行を開催。また、ルーシュなどが自らの使用した衣装、マスクなどを競売に出品し、クエルボの治療費として寄付した。

 この事故により、メキシコ州プロボクシング・ルチャリブレ委員会は、アンヘル・オ・デモニオことエクトール・ペレスの無期限活動停止処分を発表したため、現在も同選手はメキシコ州においては試合に出場することができない状態である。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/83834-el-cuervo-de-puerto-rico-se-recupera-y-volvera-a-luchar