(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)
3月16日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催されたIWRG定期興業はいつもと異なっていた。というのも、COVID-19ことコロナウィルスの感染拡大が世界中で懸念され、WWEやROHがイベントのキャンセル、変更を余儀なくされている中、衛生局からの50名を超える集会の自粛要請を受け、IWRGも無観客興行を開催することに決定。しかし、試合に出場した選手たちは何のお構いもなしに、インターネットによる配信を楽しむファンのために100%の力を出し切って試合を行った。
そのメインイベントでは、パシオン・クリスタル、ジェシー・ベントゥラ、ディーバ・サルバヘ組が、シュン・スカイウォーカー、イホ・デル・ピラタモルガン、エロデスジュニア組と対戦した。ディーバ・サルバヘとピラタが試合の火ぶたを切ると、ジェシー・ベントゥラとエロデスジュニアが続き、関節技の応酬を見せた。試合が動いたのはジェシーが場外のエロデスに、トップロープとセカンドロープの間から強烈なトぺを食らわせると、続いてシュン・スカイウォーカーも同じくトぺで、エロデスを巻き込みながらジェシーを攻撃。ディーバとパシオンもそれに続くと、最後はピラタがムーンサルトで追撃した。
試合終盤、ジュニア世代のピラタとエロデスがリンチ攻撃でエキゾチックチームを追い込むと、反撃の機会を得ることができず、パシオンとディーバがダブルギブアップ。試合はスカイウォーカー、ピラタ、エロデス組の勝利となった。
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