ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

【CMLL】ルチャドール達がメキシコシティでの活動正常化を要求するデモ行進を実施

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(写真・記事元:superluchas.com Apolo Valdés)

 2020年3月に始まったパンデミックから、事実上メキシコシティにおけるルチャリブレの活動は停止している状態であることから、複数の選手らが活動再開を呼びかけるために集まった。

 メキシコシティルチャリブレ協会代表を務めるエル・ファンタスマを筆頭に、少なくとも50名のルチャドールが集会に参加し、インディーズの選手たちの中にはCMLL所属の選手らの姿もあった。デモ行進はエヘセントラル通りから政府事務所の並ぶソカロ広場近郊まで行われた。

 選手らは観客を動員しての興行開催を要求した。昨年から開催されている数少ない興行のほとんどが無観客興行での開催となっている。

 そのことから、選手らの収入は劇的に減少しており、選手らは経済的に困窮した状況にある。

 デモ行進に参加した選手の中には、エスカイディ、ニグマ、ミス・ジャネス、ココアスル、ミニ・レイ・ミステリオの他、CMLL所属のバリエンテ、ルシフェルノ、おりんピコ、ブラックパンテル、マスカラアニョ2000や、他の選手の姿も見られた。

 エル・ファンタスマは州政府の副大臣を務めるエフライン・モラレス・ロペスと面会し、副大臣は選手らの要求に応えるべく検討し報告することを約束した。

 「我々の要求を検討するだろうが、嘘の希望を抱きたくはない。活動正常化は間もなくとは言っていたが。」

 とエル・ファンタスマは答えている。

CMLLはデモと無関係

 複数の所属選手がデモ行進に参加し、活動正常化を訴える活動は応援するものの、CMLLは選手の要求は認めるものの、デモとは無関係であることを発表した。

 「複数メディアが3月18日にCMLL所属の選手らが、アレナメヒコにおける観客を動員しての興行再開を要求するデモに参加すると伝えています。CMLLはこの集会の開催を組織してはおらず、この集会は各会場における活動正常化を訴える全ての選手たちが自由参加で集うものです。前述の通り、CMLLは約束を守り、政府からの命令を待ち続けます。パンデミック開始から変わらず、アレナメヒコとコリセオは政府が決める動員数に従います。」

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Luchadores marchan para pedir regreso de la actividad en la CDMX | Superluchas