ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

【CMLL】ファンタスティカマニア・メキシコ大会開催

(写真元:CMLL 記事元:superluchas.com Apolo Valdés)

 6月30日金曜日、威厳のあるアレナ・メヒコにてメキシコでは初めてとなるファンタスティカマニア大会が開催された。団体創立90周年直前のルチャリブレの聖地に新日本プロレスリングの偉大な選手らを迎え、忘れることができないスペクタクルを会場のファンに届けた。

 メインイベントでは、ボラドールJr.と、その最も強烈なライバルであるロッキー・『アスカル』・ロメロが対戦。両選手のルチャドールとしての偉大さを見せた激しい試合は、ロッキーに軍配が上がり、NWA世界ウェルター級王座の防衛に成功した。試合後、ロメロはボラドールJr.との決着は付いたとして、次の新たな挑戦に立ち向かうことを宣言。その中の一人としてミスティコの名前を挙げた。

日本とメキシコの架け橋としてオクムラが表彰

 大会では、日本大使の福嶌教輝大使が登場し、CMLL創立90周年の歴史と、日本とメキシコの架け橋として活躍するオクムラを表彰した。さらに、CMLL社長のサルバドール・ルテロス氏には、根気強さ、努力、献身を象徴する達磨が贈られた。

 その他の注目を浴びた試合では、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン内藤Bushiティタンが、ミスティコアトランティスJr.、ソベラノJr.組と対戦した。インゴベルナブレスは試合を有利に運んだが、メキシコ人チームも決断力のある粘り強い試合を展開した。しかしながら、試合は日本から来訪したインゴベルナブレスが反則技を駆使して試合に勝利した。

 2代目マスカラ・ドラダエル・デスペラードの試合は両選手が全力を尽くして、ボディプレス、トペ、華麗な空中技が繰り広げられた試合となった。日本人選手は粘り強さを見せたが、激しい試合の末、今回がデビュー戦となった2代目マスカラ・ドラダが試合に勝利した。

デビュー50周年のサタニコが表彰

 試合開始前に、デビュー50周年を迎えたサタニコことダニエル・ロペス氏が表彰された。伝説のルチャドールタイガー・マスクと感動的な試合に臨み、試合は時間切れの引き分けとなった。

 第二試合では、DOUKIオクムラ組が持ち前の器用さを発揮し、アウダスカピタン・スイシーダ組に勝利した。

 第一試合では、サタニコを表彰したインフェルナレスのダーク・シルエタ、セウシス、ジュビアが登場。観客の心を掴んだ試合の末に、ハロチータ、カタリーナ、ステファニー・バケル組を相手にリングを支配し、試合に勝利した。

Noche Ingobernable y Satánica en la Arena México | Superluchas