(写真元:CMLL 記事元:superluchas.com 記者:Apolo Valdés)
ミスティコが辛くもNWA世界ミドル級タイトルの防衛に成功した。才能に恵まれた高橋ヒロムとの試合結果は引き分けで終わり、気持ちの良いタイトル防衛とはならなかった。
両選手の緊張とライバル関係を垣間見た試合では、レフェリーである『グエロ』ノリエガも、そのジャッジによりリング上で注目を集めた他、大阪の台風ことオクムラはヒロムを助けるために試合に介入し、試合結果において議論を呼んだ。
試合は、どちらの選手が勝者となっても不思議ではない、拮抗した展開となった。しかしながら、試合は両選手がノックダウンし立ち上がることが出来なかったため、レフェリーが引き分けを宣言するという予期せぬ結末を迎えることとなった。試合結果は引き分けとなったため、規則によりミスティコのタイトル防衛せいこうとなった。
ミスティコはヒロムのタイトルへ挑戦するため日本遠征を希望
大会終了時、ミスティコは結果に不満を表すと、議論の余地を与えない、決定的な勝利を収めたかったと明らかにし、勝敗をはっきりさせるためのリベンジマッチを提案したのであった。
「こんな風に勝ったり負けたりするのは嫌だね。満足していないよ。ヒロム、もう1本やろうじゃないか?もし嫌なら、お前のジュニアタイトルを狙うよ。それも不可能だっていうのなら、そのチャンスの為に日本へ行くよ。」
ミスティコと高橋ヒロムのライバル関係に決着が着くのは遠い将来のこととなりそうだが、才能に恵まれた両選手を待ち受ける将来に多くのファンが大きな期待を寄せている。
CMLL: Místico retuvo su campeonato aunque de mala manera | Superluchas