（写真元：CMLL 記事元：superluchas.com 記者：Apolo Valdés）
アメリカ人レスラーのフリップ・ゴードンがCMLLでは初となるタイトル、世界ヒストリックミドル級王座を獲得した。同選手は激しい予選を勝ち抜き、最後はビジャノⅢJr.を下して新王者となった。
フリップがCMLLに入団したのは1年前のこと、以降、確固たる地位を手にすべく努力を惜しまなかった。入団前にもメキシコで試合を行う機会はあったが、CMLLに正式入団を果たしたのだ。機敏な動きと危険を恐れない空中技がファンを魅了し、団体内においても重要な選手としての地位を築いていった。そして遂に、11月15日、タイトルを獲得するという目標を果たしたのだ。
フリップ・ゴードンがCMLL世界ヒストリックミドル級新王者に決定
予選を勝ち抜いたフリップ・ゴードンは、同じく決勝に残ったビジャノⅢJr.とシングルマッチで対戦し、ミスティコが階級の変更に伴い返上したCMLL世界ヒストリックミドル級王座のベルトを手にすべく試合を行った。
両選手はお互いの体力を消耗させるため派手な技と戦略に満ちた試合を展開し全力で試合に臨んだ。試合はリングの上だけではなく、場外でも繰り広げられ、異なるスタイルの技を披露した。
流れが止まったのは予期せぬ展開が起こった時であった。ビジャノⅢJr.がアメリカ人レスラーへムーンサルトを繰り出そうとした際に、ゴードンは即座に反撃しピンフォールを奪うことに成功。CMLL世界ヒストリックミドル級の新王者が誕生した。