4月28日金曜日アレナ・ナウカルパンで、LUCHA MEMES、MDA、そしてCMLLを代表するルチャドールが参加するインディー興業が開催される。メインのSUPER LIBREでは、L.A.Parkとスペルメガが激突。流血必至の激しい試合になるのは間違いなし。セミのシングルマッチでは、インゴベルナブレスのルーシュと、インディーで活躍するベテラン、ブラック・テリーが対決。体力ではルーシュが圧倒的に有利だが、関節技に持ち込めば、ブラック・テリーにも充分に勝機はあるはず。また、新日本プロレスでは、鈴木軍に入団したザック・セイバー・ジュニアが登場し、こちらもベテランのネグロ・ナバロと対決する。ミッドカードでは、CMLLのスーパースター、ティタンが、レイ・ホルスとシングルマッチで激突するなど、非常に見どころの多い興行となっている。
TAJIRIが膝のケガを理由にWWEを退団
(写真・記事元:solowrestling.com Nacho Jazz Abes)
TAJIRIがWWE退団を発表した。205Liveのスターは、退団の理由を年齢とケガによるものだと伝えた。TAJIRIはクルーザーウェイト・クラシックの参加者の一人だった。
同氏の公式ツイッターをピックアップしたWrestlingrumours.comによると、TAJIRIは自身のケガと、プロレスラーとしては既に高齢にあたる46歳という年齢を理由にWWEを退団するという。1月の興行で負傷した膝は、担当した医師団は、既に膝のケガからは回復しており、試合に出場できる状態であるとしながらも、リスクが伴うだろうと診断。NXTにおけるトレーナーとして団体に残る道もあったが、日本へ帰国するだろうとのこと。TAJIRIはトリプルHとアメリカに感謝し、北アメリカと全世界での成功を願うとコメントした。
しかし、現在のところ、WWEからTAJIRIの退団に関するコメントは一切なく、彼の退団に都合の良いスケジュールに調整しているのではないかと見られている。TAJIRIは、WWEタッグ王者、ECWタッグ王者、ECWテレビ王者、アメリカクルーザー級、ライト級タイトルを獲得した経緯を持つプロレスラーとして、ECW時代からよく知られている。
アルベルト・エル・パトロンの対戦相手がジャック・スワガーに決定!
(写真・記事元:solowrestling.com Sebastián Martínez)
ドリュー・マッキンタイアのWWEとの契約で、ライバル不在となってしまったアルベルト・エル・パトロンだったが、水面下での交渉の末、元WWEのスーパースターである、ジャック・スワガーに決定したと公式に伝えられ、5月中にも対戦するとのことだ。
オール・アメリカン・アメリカンこと、ジャック・スワガーは、元WWEヘビー級王者、ECW世界王者、WWEアメリカ王者、そして2010年マネー・イン・ザ・バンクを獲得した経歴を持つ。Pro Wrestling Illustratedが選出する優れたプロレスラー500人にも、過去6回選出された。
スワガーとアルベルトのライバル関係は、スワガーが人種差別主義者というギミックで活躍していたときにまで遡り、両者の間で重要なタイトル戦が何回も行われた。だが、それはもう全て過去の話であり、今後はFULLの興行にてライバル関係が発展していくことだろう。また、これはスワガーにとって、初となるメキシコの団体からのデビューになる。
現在のところ、5月に予定されているFULLの興行は、19日プエブラ、20日トルーカ、21日メキシコシティ、26日ケレタロ、そして27日のサン・ルイス・ポトシだ。
今週のCMLL 4/24 ~ 4/30
4月24日月曜日 アレナ・プエブラ(ストリーミング配信あり)
¡ SENSACIONAL DUELO ESTELAR !
CARÍSTICO, VOLADOR JR.® Y ATLANTIS
vs
ÚLTIMO GUERRERO, NEGRO CASAS Y LA MÁSSCARA
¡ ESPECTACULAR SEMIFINAL !
ÁNGEL DE ORO®, JOHNNY IDOL Y TITÁN
vs
MR. NIEBLA®, CAVERNARIO Y EL FELINO
EVENTO ESPECIAL
SOBERANO, ESFINGE Y FUEGO
vs
VIRUS, RAZIEL Y CANCERBERO
SEGUNDA LUCHA
PRINCESA SUGEHIT, SANELY Y LA JAROCHITA
vs
ZEUXIS, AMAPOLA Y TIFFANY
PRIMERA LUCHA
LESTAT, ZAETA ROJA Y PARIS
vs
EL MALAYO, SOMBRA DIABOLIKA Y GUERRERO ESPACIAL
月曜日プエブラのメインは、カリスティコ、ボラドール・ジュニア、アトランティス対ウルティモ・ゲレロ、ネグロ・カサス、マスカラのタッグマッチ。テクニコ・ルードのスーパースターが集結。セミのトリオマッチでは、アンヘル・デ・オロ、ジョニー・アイドル、ティタンが、ペステネグラのニエブラ、カベルナリオ、フェリーノと激突。2試合目の女子ルチャでは、スヘイ、サネリー、ハロチータが、セウシス、アマポーラ、ティファニーと対戦。
4月25日火曜日 アレナ・メヒコ(ストリーミング配信あり)
メインは、ミスティコ、ドラゴンリー、バリエンテ対ウルティモ・ゲレロ、エウフォリア、ニエブラロハのタッグマッチ。ゲレロスラグネロスからの脱退が噂されるニエブラロハに注目。ミッドカードにはTRTのテリブレ、ブカネロ、バンジェリスが登場。CMLL中堅テクニコのゲレロマヤ、ドローン、そしてグアダラハラ出身のエスフィンヘと対決する。
4月25日火曜日 アレナ・グアダラハラ
火曜日グアダラハラのメインは、ディアマンテアスルとルーシュのシングルマッチ。重量級同士の激しい試合に期待。セミは、カリスティコ、マルコ、マキシモが、サム・アドニス、マスカラ、ピエロスと対戦。ミッドカードのトリオマッチでは、フォラステロが登場。プーマ、タイガーとタッグを組んで、パンサー、ペガッソ、レイ・コメタ組と対戦。
4月28日金曜日 アレナ・メヒコ(ストリーミング配信あり)
金曜日アレナ・メヒコの注目する試合は、ミッドカードのCOPA JR杯の決勝、ソベラノとサンソンが対決。ソベラノはファンタスティカマニアに参戦し、人気を博したルチャドール。対するサンソンは、ダイナマイト兄弟のシエンカラスの息子ということで、こちらも実力は折り紙付き。熱い試合に期待。
2試合目の女子ルチャでは、珍しくテクニカ・ルーダの混合マッチとなっている。女子王者のダリスと、元王者のマルセラ、そして元メキシコ女子王者のセウシスが最強タッグを組んで、エストレジータ、メタリカ、サネリーと対戦。
4月29日土曜日 アレナ・コリセオ
土曜日コリセオのメインはボラドール・ジュニア、ドラゴンリー、ディアマンテアスル対ネグロ・カサス、レイ・ブカネロ、バンジェリスのタッグマッチ。セミにはティタン、ジョニー・アイドル、ブルーパンテルが、メフィスト、サム・アドニス、ルシフェルノと対戦。ミッドカードは女子ルチャ。マルセラ、バケリータ、ハロチータが、アマポーラ、ティファニー、レイナ・イシスと対戦。
4月30日日曜日 アレナ・メヒコ
メインはカリスティコ、ミスティコ、ドラゴンリー対ゲレロスラグネロスこと、ウルティモゲレロ、エウフォリア、ニエブラロハのタッグマッチ。セミは、アトランティス、ボラドール・ジュニア、マルコ対ペステネグラの二エブラ、ネグロ・カサス、カベルナリオの試合。また、ミッドカードは、普段はマスコットとして登場するミクロマン、ガジート、ミヘ、サカリアスがタッグマッチで対戦。
4月30日日曜日 アレナ・グアダラハラ
日曜日グアダラハラのメインは、バケロ・ジュニア、フラッシュⅡ、メタトロン対ピットブル兄弟、ジョーカーのタッグマッチ。セミでは、スターブラックとレイ・トゥルエノがシングルマッチで激突。ミッドカードには、サンダーボーイが登場。グランケヌ、ミステル・トゥルエノとタッグを組んで、ナウティリウス、ディビノ、ブラックシュガーと激突。
タヤが浜田文子とのリベンジマッチを制し、再び女王の座に!
(写真・記事元:THE GLADIATORES SAMUEL PÉREZ NAVARRO)
4月21日金曜日AAAの興行が、アウディトリオ・デ・ティファナで開催された。会場は満員。イベントは創立1周年を迎えたばかりの、PROMOCIONES EMWが生中継を行った。
浜田文子とタヤのREINA DE REINASのタイトル戦は、ルール無しのカジェヘラ形式で行われ、リングサイドから、イス、机、梯子などが引き出され、リング上で用いられた。試合は、タヤが鎖で浜田文子の両足を縛り、首への拷問技でギブアップを奪い、REINA DE REINASのタイトルを奪還。試合後は、人事担当のバンピロ、そして観客の前で、再び女王となったことを再確認された。一方、浜田文子は首へのダメージで、立ち上がることができず、担架で運び出された。
メインのAAAトリオマッチでは、挑戦者のソウルロッカー、モチョ・コタ・ジュニア、カルタ・ブラバ・ジュニアが、現王者のファビー・アパッチェ、そして助っ人で参戦した、サイコ・クラウン、ドクトル・バグネル・ジュニアを破って、新王者が誕生した。序盤から試合を有利に運んだのは挑戦者だったが、王者側が反撃を開始すると、すかさず控室からモンスター・クラウンとマーダークラウンが乱入、サイコ・クラウンと・ドクトル・バグネル・ジュニアを襲撃した。試合はファビー・アパッチェがタイトルを防衛するかに思えたが、タヤが乱入し椅子による一撃を加えると、すぐさまモチョ・コタ・ジュニアがピンフォールを奪った。試合後、サイコ・クラウンとドクトル・バグネル・ジュニアの乱闘が始まったが、ドクトル・バグネル・ジュニアのローブローの前にサイコ・クラウンはあっけなく沈んだ。
LA GUERRA DEL GOLFO結果レポート
(写真・記事元:THE GLADIATORES ALFONSO LIZÁRRAGA)
4月16日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催されたIWRG定期興業のメインでは、LA GUERRA DEL GOLFOが行われた。総勢20名のルチャドールが金網マッチを繰り広げ、最後に負けた選手がマスク、もしくはカベジェラを失うというものだ。
20名の参加者は、それぞれグループAとBに別れ予選を行い、両グループの敗者が最後にコントラマッチを行った。この試合では、ギブアップもピンフォールも存在せず、ただ、金網をよじ登って試合から退場することだけが勝敗を決する。
グループAの敗者であるベネノとグループBの敗者のマスカラ・アニョ・2000ジュニアがリング上で対峙すると、試合は激しいものとなった。マスカラがリングに椅子を持ちこむと、逆にベネノに椅子で殴打され流血。ベネノは、試合はこれで決まったと思ったが、すぐに、控室からフリーランスが登場し、場外へ脱出しようとするベネノを妨害。試合に乱入することとなった。
対戦相手のマスカラは、フリーランスの乱入に腹を立てていた。すると、ベネノがフリーランスにパイルドライバーの一撃。マスカラは試合を半ば放棄し金網から脱出。首を負傷したフリーランスはそのままリングに倒れ、ベネノも脱出。LA GUERRA DEL GOLFOの敗者は乱入したフリーランスとなった。試合後、試合の結果に納得のいかなかったマスカラは、今後もベネノとの抗争を続けていくと発表した。