ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

ベイビー・リチャードがカプを丸坊主に!

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(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizarraga)

 レフェリーのベイビー・リチャードとカプが判定で揉めて始まった抗争に終止符が打たれた。3月4日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催されたIWRG定期興業のメインイベントにて、アラミス、パンテラ、イホ・デル・パンテラと、そのセコンドのベイビー・リチャードが、トラウマ兄弟、オベットと、そのセコンドのカプを破った。

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 試合はパンテラ達が入場を終える前に、トラウマ兄弟達の襲撃から突如始まった。一本目はトラウマⅡがアラミスからピンフォールを奪い、得意の関節技でパンテラからギブアップを奪うと、カプ率いるトラウマ兄弟、オベットが勝利した。

 ところが、2本目ではアラミスとイホ・デル・パンテラが得意の空中技でトラウマⅡとオベットを捉えると、リングに残ったパンテラとトラウマⅠが一対一で対峙。そして、パンテラがトラウマⅠからピンフォールを奪い試合は3本目にもつれ込むこととなった。

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 一進一退の攻防が続いた3本目であったが、オベットがアラミスからピンフォールを奪うと、パンテラ親子がスープレックスとドロップキックでオベットとトラウマⅠを追い詰め、イホ・デル・パンテラがトラウマⅠにとどめのトペスイシーダを決める。すると、リングに残ったパンテラがトラウマⅡからピンフォールを奪おうとするが、カウントを取るリチャードをカプが妨害。両レフェリーは激しい議論の後、お互いがローブローと退場となってしまう。その間、トラウマⅡが十字固めでパンテラからギブアップを奪うが、レフェリー不在のため試合は決まらず。トラウマⅠが別のレフェリーであるチャベロを会場に連れていくる間、関節技を解いたトラウマⅡの隙を見計らったパンテラが、チャベロの到着と同時に丸め込んでピンフォール勝を収めた。

 試合後、ルール通りカプは丸坊主となり、ここにリチャードとの抗争に終止符を打った形となった。

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