(写真元:WWE.com 記事元:superluchas.com JonDuarte)
タイ・デリンジャーとヒデオ・イタミこと小林健太がWWEを去り、同じ時期にTJパーキンスもWWEを解雇となった。三人の契約は無効となり、今からWWE外でキャリアを続けなくてはならない。しかしながら、TJパーキンスはWWEへの復帰を希望しているという。
一方で、TJパーキンスの解雇理由は素行不良が原因であるため、復帰は難しいとみられる。態度を改めることを会社に納得させなくてはならないだろう。小林健太は自身がWWEに契約解除を臨んだが、その理由については言及されていない。しかし、その理由はタイ・デリンジャーと同じく、退団が重大な損失ではなく、また、他団体においてもスーパースターになることはない、と考えられたからだろう。とにかく、WWEが彼ら3人の退団を惜しんでいるとは思われない。
それだけではない。WWEの公式な記者ではないが、関係者を知人に持つブラッド・シェパード氏によると、WWEのある要人が、常にデリンジャーと健太にうんざりさせられていたと語ったという。
A high level source in #WWE on recent Superstar releases: “I always thought Dillinger and Kenta stunk.” #RAW #SDLive #OYDKWS
— Brad Shepard (@TheBradShepard) 3 de marzo de 2019
当然ながら、その要人の名前は伏せられているので、ブラッド氏が『要人』と考えている人物が語ったということになる。実際のところ、これは多くを物語っていないが、その要人が決定権を持つような人物であるならば、これは、両名ともWWE在籍時に偉大な功績を残すことはできなかった、と説明することができる。
しかし、小林健太の場合は非常に残念なことである。何故なら、彼のパフォーマンスは世界中のプロレスラーの中でも指折りだからである。それに関しては疑いようがない。しかし、度重なるケガやマネージメントが上手くゆかず、WWEに受け入れられるのにそう簡単ではなかった。WWEでは活躍できなかったが、少なくとも、彼はこれからもプロレスを続け、活躍することができる場所とチャンスを得るはずだ。