（画像・記事元：superluchas.com WILLIAM BELTRÁN）
AEWは毎週の興行を開催し続けるために、バイオセキュリティプロトコルの大部分において責任を負っている。興行が収録でも生放送でもそれは同じだ。大会への出演を望む選手は、望めば自由な移動は可能だが、団体が支払いを行っている、フロリダ州ジャクソンビルのホテルに滞在しなくてはならない。その上、会場入りの際には簡易的なテストを受け、熱や乾いた咳が認められる場合にはDaily's Placeへの入場を許されない。
AEWもWWEも、収入の大部分を占めているわけではないだろうが、大会運営における部分では重要な収入の割合を占める観客を動員してのイベント開催については、アメリカ政府の承認を待っている状態である。AEWは3月中旬、ニュージャージー州ニューアークでAEW Dynamiteを開催する予定だった。テレビ放送される同イベントは、同団体においては初となる金網マッチ『Blood & Guts』が行われるという、特別な大会になる予定だったが、コロナウィルスの影響で、同団体は7月開催へと日付を変更したが、どうやら7月にも開催されないようである。
Pro Wrestling Insiderのマイク・ジョンソン記者によると、同大会は2021年2月21日に、万全な状態で開催されるという。偉大な試合であるが故に、スタジアムもしくは会場をファンで埋め尽くす必要があるのだという。現在のところ、AEWは7月8日ニューヨーク州ロチェスターでの生放送イベントの開催を予定している。また、8月以降はその他の都市で複数の大会の開催も予定しているとのことだが、勿論、全てはパンデミックの成り行き次第であり、開催日の変更、または、可能性は低いと考えられる無観客興行を開催することになるかは、我々がその目で確かめることになるであろう。
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