(写真元:AEW 記事元:superluchas.com 記者:Rafael Indi)
AEWのようなアメリカ最大のプロレス団体でのメキシコ人レスラーの起用は望むがままの状態であり、というのも大会の中の一つのアトラクションに過ぎず、大会の主役にはなることは決してない。彼らの役割は勝者を際立たせるためのジョバーとして勤めることが常だ。
しかしながら、AEW Rampageのここ2回分の放送では別の一面を見せている。先週、イホ・デル・ビキンゴ、ペンタ・エル・セロM、コマンダー組とTop Flight、アクション’・アンドレッティによる素晴らしいトリオマッチが行われ、昨日はAAAメガ王座がブラックタウルスとの防衛戦に臨んだ。
試合のレベルの高さ以上に、SNS上ではトニー・カーン氏がブラック・タウルスと握手を交わす画像が拡散された。そのことから、元AAAラテンアメリカ王者のAEWとの契約の可能性が話題に上ったが、AEWからの公式な発表はない。
Yeah TK give them both contracts ASAP#AEWRampage pic.twitter.com/xaguOAIwtJ
— Emmanuel 🐝 (@Emmanurl_) December 21, 2023
ブラック・タウルスの現在のステータスに関する疑問
まず最初に、ブラック・タウルスの契約状態について知るべきなのは明らかだ。PWInsiderはブラック・タウルスはAAAとの契約下にあるが、契約延長の詳細については不明であると報じている。同選手は2018年から絶え間なくAAAの興行に出場しているが、最初に試合を行ったのは2011年頃である。
一方でLuchablogは数日後に次のように報告している。
「我々の知るところによると、ブラック・タウルスは契約フリーでIMPACT、TNAの大会に出場している。AAAとも同じ状況である。現在のところ、ROH、AEWとも長期契約は結んでいないが、それが彼の目標であるとは考えられている。」
直近のIMPACT、そしてAAAの大会への出場は両団体のクロスオーバーイベントであるウルトラ・クラッシュ大会であった。一方で、インディー界隈でも習慣的に試合を行っていると見られ、12月3日にはWest Coast Pro WrestlingのMONSTER大会に出場している。