(画像・記事元:superluchas.com Apolo Valdes)
- メキシコ州におけるルチャリブレ興行開催が承認されたことで、複数のプロモーターらが活動再開に向けて準備を進めている。
メキシコ州におけるルチャリブレ興行開催が承認され、COVID-19を常に意識した『新たな正常』の下に、プロモーターらが活動再開の準備を進めている。
8月17日月曜日、メキシコ州の官報において、スポーツ会場を含むエンターテイメント施設において、収容力を30%に制限し、コロナウィルスの感染予防に適した対策を講じることで、その活動が認められると発表された。
興行の開催には非常に多くの必要条件を満たさなければならないものの、このパンデミック禍において無収入の状態が続いていたプロモーターや選手たちにとっては仕事を再開できるということにおいては朗報である。
そのことから、複数のプロモーターやルチャリブレ団体が活動再開を計画しており、まず最初に興行開催を発表したのは8月23日日曜日アレナ・ナウカルパン(IWRG)のRey del Ring 2020第二部だ。
アレナ・ロペス・マテオスはローカル選手などによる小規模興行の開催や、パンデミックによる活動停止以前に予定されていたイベントの開催を予定しているという。さらに、Lucha Memes、LEGEND、そしてBOOMは9月12日に興行を開催することを告知している。
COVID-19との共存
幾つかの無観客興行を除き、活動停止から5か月後、ルチャリブレは活動を再開するが、メキシコシティにおいては無観客興行のみが承認されている一方、メキシコ州では収容力を30%に制限した上で観客を動員した興行の開催が承認された。
しかしながら、興行の開催には選手一人一人に対するマスクの着用、職場の殺菌、ソーシャルディスタンス、感染テストの実施など、公衆の衛生状態に気を配る徹底的な対策を受けれなければならない。
先週末、アレナ・ネサでは試験的に興行が開催されたが、その中の5選手が検査の結果陽性となり、興行に出場することができなかった。
今後は、各選手が試合前に簡易テスト(約4,000円)やPCRテスト(約14,000円)を受けることが、興行に参加するための新たな方法となるという。
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