Rey del ring 2020 | IWRG, Arena Naucalpan
(記事元:superluchas.com Apolo Valdes)
- 様々な感染予防対策を講じつつ、メキシコ州で初となる観客有りの興行が開催された。
コロナウィルスの世界的感染拡大による数か月間に渡る活動中止の後、メキシコ州において初となる観客有りのルチャリブレ興行がアレナ・ナウカルパンで開催された。観客有りの興行を開催する条件として、収容人数は通常の30%に制限された。
さらに、今回の興行はメキシコにおいて初となる観客有りのスポーツイベントとなった。
IWRGは興行開始前、最中に渡り、COVID-19感染予防のための対策を実施し続けた。グループ客などを除いて、最大限の距離を客席は空けられた。さらに、全てのスタッフはマスクとフェイスシールドを着用し、解説席に座った実況、解説者も同様の対策を講じた。
各試合終了時にはリングとリングロープの消毒が行われた。しかし、問題の場面が訪れたのは興行のラスト。全ての選手が招集され、コロナウィルスの犠牲者に対して1分間の黙祷が捧げられたシーンではソーシャルディスタンスが忘れ去られていた。
アレナ・ナウカルパンの総務は、全ての参加選手に対して新型コロナ検査が実施されたとしているが、その結果については明らかにしていない。
今後もアレナ・ナウカルパンでは興行開催を継続
Rey del Ring 2020第二グループの勝者がイホ・デ・カニスルプスに決まった後、メキシコ州ルチャリブレ協会は基準を満たしていると認識した上で、イベントの開催を承認、アレナ・ナウカルパンでは今大会と同様の対策を講じながら興行開催を継続していくと発表した。
https://superluchas.com/arena-naucalpan-volvio-a-la-actividad-con-publico-asi-fue-el-evento/