ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

【AAA】権利問題で公式Youtubeチャンネル閉鎖

f:id:naoki909:20201227094828j:plain

(画像元:AAA 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com WALTER ROSALES)

  • どうやらAAAはアメリカ子会社のLucha Libre FMVと権利問題の渦中にあり、ソーシャルメディアコンテンツの発信に影響を及ぼしているようだ。
  • Lucha Libre FMVはメキシコ国外におけるAAAの全ての収入の返還を要求している。

 トリプレマニア28の成功の後、アメリカ子会社のLucha Libre FMVからの最近の訴えにより、実在的かつ法的危機に陥っている。最近の報道によると、Lucha Libre FMVは親会社であるAAAに対し、メキシコ国外におけるSNSコンテンツによって計上された全ての収入を返還するように要求しており、また、それ故、AAAのSNS上における戦略に影響を及ぼしているという。

 わかりやすく説明するために、今回の問題の法的な対立について明らかにすべきだろう。アントニオ・ペニャが設立し、現在は息子のドリアン・ロルダン氏と母親のマリセラ・ペニャが経営するAAAは商標登録を管理し、ドリアン・ロルダン氏は現在はオーナーでもあるアレックス・ガルシア氏、アントニオ・クエ氏からの投資を受けて、AAAの名の下に興行を開催している。その後、FactoryMade Venturesと共にLucha Libre FMVを設立し、アメリカにおいての商標を管理している。

 説明によると、アメリカ国内におけるテレビ番組であるLucha Undergroundの放送が終了し、Lucha Libre FMVとの契約が終了すると、同団体は親会社のAAAに、その全ての商標を要求したという。内部の間違った理解により、FactoryMade Venturesの手に渡ったLucha Libre FMVは、それらの商標を巡ってAAAとの法的闘争を開始し、AAAのメキシコ国外における収入の全てを支払うように要求している。ロルダン氏の尽力により、Twitch、FacebookPluto TV、Turner Broadcasting System、Youtubeなどと提携し、ここ最近はこれらのコンテンツにおける収入が重要なものとなっており、さらに、アメリカやコロンビアなどでの興行開催、ここ最近ではマーベルコミック社との提携、商標登録が行われている。

 訴状が言及するところによると、Lucha Libre FMVとFactoryMade Venturesの意図はこれらの登録による権利を売却することであるが、AAAがそれらの商標を利用していることで価値が下がっていると考えている。一方、AAAとアントニオ・ペニャグループは、ほとんどの収入はメキシコ国内のコンテンツから生まれており、Lucha Libre FMV側に支払うことができる金額は、先方が納得できる金額ではなかったことから、今年12月に入り本格的に法廷闘争が始まったのだという。

AAAのYoutubeチャンネル、Facebook公式ページに影響

 今回の起訴により、AAAのYoutubeチャンネルは閉鎖され、Facebookはメキシコ国内でのみ閲覧が可能な状態となっている。AAAは、その原因が法的問題によるものかについては認めていないが、AAAを含む内容の動画公開が難しくなっていることから、多くの人々は今回の法的闘争が原因ではないかと見ている。現在のところ、AAAのクリエイティブディレクターを務めるコナン氏は、クリエイティブチームから離れたこと、そして、それがYoutube上における著作者のポリシーと関連していることかどうかについては知らないという言及にとどめており、これは、AAAは自身が作曲していないテーマ曲の使用を避けるために、社内ポリシーを変更していることに言及している。

AAA se ve obligada a cerrar su canal en YouTube debido a una demanda | Solowrestling (mundodeportivo.com)