(画像元:STARDOM 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com 記者:Nicolas Lafferriere)
ロッシー小川氏に関連するニュースに、日本のプロレス業界に激震が走った。実業家のロッシー小川氏は、ブシロードグループの所属選手やスタッフに対して引き抜き行為を行っていたとして、STARDOMのエグゼクティブプロデューサーを解任されていた。
このニュースが発表されてからすぐに、STARDOMを退社することが新たに発表された。同氏の最新の動向として、Fightfulの公式Youtubeチャンネルの動画にて、シーン・ロス・サップ記者はロッシー小川氏が、WWEの近くでとある役割を担っていたと報じている。
STARDOMとWWEの間での計画された業務についての詳細は不明だが、同記者はWWE、AEW、NJPWの関係者らはこの情報を『公然の秘密』として取り扱っていたと発言。AEWとNJPWはロッシー小川氏とトリプルHの間で交渉があったことは既に知っていたが、STARDOMの運営部門との繋がりに関しては気付いていなかったという。
Wrestling Observerの有料記事で、デイブ・メルツァー記者はブシロードはSTARDOMとの契約が満期を迎える前に、既に移籍先が決定していた選手リストを発見。第三者からの情報提供を受けてすぐに、ブシロードは法的措置を講じる確固たる意志を表示し選手らに対し警告したという。
WWE、ジュリア、そしてロッシー小川氏の退社
一方、シーン・ロス・サップ氏は、ロッシー小川氏を取り巻く新たな状況の一環として、団体内でも非常に注目されているジュリアのWWE入団の可能性について言及。STARDOMはこれらの交渉が存在していたことは既に知っていたが、WWEが『専属契約』を望んでいるということについて、他団体にとっては寝耳に水といった結果になっている。
AEWではSTARDOMとの契約終了がしばらく先であったことから、ジュリアに対しての関心が薄かった。最後にサップ氏は、ジュリアは小川氏が交渉を開始する前まで、自身の移籍問題について代理人に委任するつもりはなかったと締めくくっている。