（画像元：WWE 記事元：solowrestling.com 記者：Antonio Rubio）
様々な話題がニュースメディアの見出しを飾ったレッスルマニアウィークであったが、その中の一つはトリプルHからの予期せぬWWEのAAA買収発表であった。歴史的な発表の瞬間にはAAAの代表を務めるマリセラ・ペニャ氏とゼネラルディレクターのドリアン・ロルダン氏も姿を見せていた。
発表の際、WWEのラテンアメリカ選手として、殿堂入りを果たしているレイ・ミステリオ、ペンタ、レイ・フェニックスも同席していた。これら3人のWWE所属選手は近いうちにAAAのリングに姿を現し試合を行うと、ロルダン氏はメキシコシティで行われたスポーツサミットの場で発言している。
「ロルダン氏はレイ・ミステリオJr.と元所属選手で現在はWWEで活躍している二人も復帰を心待ちにしている、とペンタとフェニックスにも言及しています。」とデイブ・メルツァー氏はレスリング・オブザーバー・ニュースレター最新号に綴っている。
WWEのAAA買収に伴う法的、組織的手続きが完了するのは2025年3半期頃の見込みである。その間、両団体は6月7日に初めての共同興行となるWorlds Collideを開催する。現在のところ、同大会の対戦カードについては一切明かされていないが、NXT所属選手の出場が決定している。
レイ・ミステリオは腹筋の肉離れを治療するための手術を受けたばかりであり、復帰時期については未定となっている。同選手がAAAのリングで試合に出場したのは2018年のベラノ・デ・エスカンダロが最後であり、AAAメガ王座を賭けてジェフ・ジャレット、レイ・バグネルと対戦した。
レイ・フェニックスとペンタはAEW入団前に何度もAAAのリングで試合を行っている。ルチャブロスはAAAでも活躍し、タッグ王座を3度獲得。3度目のタイトル獲得時の保持記録は853日に及び、1993年の創設史上最長記録となっている。