ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

【悲報】レイ・ミステリオがまた負傷

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(写真元:WWE.com 記事元:solowrestling.com JAVIER ZOTANO)

 現WWEアメリカ王者のレイ・ミステリオマネー・イン・ザ・バンクでの負傷の詳細を、自身のインスタグラムにビデオを掲載し、説明した。WWEアメリカ王者タイトル戦後、サモア・ジョーとの試合中に負傷したミステリオは、PRP治療に専念しているという

 「あのピンフォールについては、まだ色々と明かすことが残っている。」と話すミステリオは、「しかし、あの試合の最後が原因で、肩峰鎖骨関節が断裂してしまい、現在は病院でPRP治療を受けている。この治療によって、今まで悪かった関節の動きがより広くなるのが不幸中の幸いだ。サモア・ジョーの裏投げを受けた際に、全体重を左肩に受けてしまった。腕を上げるのが難しい。」とコメントした。

 ミステリオの負傷が発覚したのは月曜日。PWInsiderが負傷について独占記事を掲載し、Monday Night Rawへの出演がキャンセルされた時だ。

 しかしながら、試合はサモア・ジョーの鼻の負傷によって短くなったにも関わらず、元王者のサモアはミステリオにマネー・イン・ザ・バンクの因縁に終止符を打つため、日付は未定ながらも再戦を要求した。再戦に向けて両選手は短い治療期間を過ごすことになる。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/80974-rey-mysterio-ofrece-nuevos-detalles-sobre-la-lesion-sufrida-en-money-in-the-bank

シルバーキングの死因は心筋梗塞と判明

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(写真元:Lucha Libre London 記事元:solowrestling.com IVÁN BEAS)

 デイブ・メルツァー氏がWrestling Observerの最新号にて、検死の結果、ロンドンでの試合中に51歳で逝去したシルバーキングの死因は心筋梗塞であったと伝えた。シルバーキングの父親のドクトル・バグネルも同じく心筋梗塞により68歳で亡くなっている。

 対戦相手のフベントゥゲレラはインタビューにて、シルバーキングは病気の治療に関する問題を抱えており、医師の処方に従うべきであったと断言したことから、服用していた薬の過剰摂取によって心筋梗塞を引き起こしたのではないかと噂された。

 しかしながら、息子であるウリセス・ゴンサレス氏は会見にて、フベントゥゲレラのコメントは全くの嘘であるというニュアンスで話し、その証拠も見せることができると発言。兄のドクトル・バグネルジュニアは、シルバーキングは薬を常用しておらず、中毒でもなかったと証言。また、ウリセスは適切な処置が最速で施されていれば父親は助かったであろうとも強調した。

 シルバーキングの逝去はルチャリブレ界に激震を与えた。メキシコ各地のルチャリブレ協会は、こういった事態に対応すべく、所属するレフェリーに心肺蘇生法を教え、また、会場により多くの医者や救急隊などを配備するなど、細心の注意を払うことを決定した。

 シルバーキングの葬儀は家族による密葬で、近日中にメキシコシティで行われるという。また。CMLLやAAAを含む複数のプロモーターらがシルバーキングを称える興行を開催すると発表している。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/80964-la-autopsia-confirma-que-silver-king-murio-de-un-ataque-al-corazon

GYM FILLとGYM ARGENTINOが激突

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 5月26日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催されるIWRG定期興業の全カードが発表された。メインイベントでは第81回FILL大会ということで、ブラックテリー率いるGYM FILLとヒップホップマン率いるGYM ARGENTINOが再び激突する。前回はヒップホップマンの介入もあり、GYM ARGENTINOが勝利を収めているが、FILLはリベンジとなるか。

 セミシングルマッチではチコ・チェとオベットが激突。この両者は2018年にカベジェラマッチで対戦している因縁の関係。今回の試合は、結果によっては再びコントラマッチが組まれることになるかも。

 他に登場する選手のほとんどは練習生ということもあって、この日の入場料は50ペソと格安設定になっている。

ジョーディン・グレイスがImpact Wrestlingと契約!

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(画像元:Impact Wrestling 記事元:solowrestling.com IVÁN BEAS)

 Fightful.comの独占取材によると、ジョーディン・グレイスが正式にImpact Wrestlingと契約を結んだという。噂では同団体の興行から姿を消すのではないかとされていたが、グレイスは「Impactが大好き。正しいことをしたと確信している。」と断言しているという。

 喧嘩別れの噂を吹っ切るように、グレイスはImpactとの契約についてツイッターでコメントを残している。

 「完璧な団体なんてないし、勿論、どこに行ったって何かしらの問題はある。Impactは私が実際に信頼している団体の一つで、私を全力でサポートしてくれている。」とグレイスは同団体を家族のようであると取材に対し答えている。

 「私たちは団結している。その証拠の一つに、社長のエドはRebellion大会で負傷したときに 、ブライアン・ケイジと一緒にお見舞いに来てくれたわ。尊敬するし、私に対していつも優しい。ドン・カリスとスコット・ダモールは非常に素晴らしい仕事をしてくれているし、彼らと話しているときはとてもリラックスできるの。ほとんどストレスはないし、とても自由よ。全ての女性たちとも仲は良いし、お互いにいろいろ助け合ってる。」と念を押した。

 また、グレイスはImpactと未契約状態であったことを認めた。

 「こういったことはあなたが思っている以上によくあること。もちろん、Impactだけっていうこともないわ。」と微妙なニュアンスを含ませた。また、WWE、AEW、ROHもグレイスとの契約に興味を示していたが、彼女は「Impactは私をとても大切にしてくれているし、私が良い影響となることを望んでいる。」と、他の団体のオファーを受けなかったという。

 グレイスの契約は2021年となり、その後は再び世界中のインディー団体で活躍することとなるだろう。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/80866-jordynne-grace-detalla-los-motivos-de-su-firma-con-impact-wrestling-

REY DEL RING 2019はデモニオインフェルナルが優勝

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(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)

 5月19日日曜日IWRG本拠地のアレナ・ナウカルパンで2019年REY DEL RING大会が行われた。今年の参加者は、マンチャス、エラゴン、シル・カー、レオ、ファンタスマ・デ・ラ・オペラ、アポロ・エストラーダジュニア、ダイナミックブラック、カポ・デル・ノルテ、レランパゴ、ジェシー・ベントゥラ、ムルティファセティコ、カポ・デル・スル、カニバルジュニア、イホ・デル・アレブリヘ、マスカラアニョ2000ジュニア、チコ・チェ、コンゴ、イホ・デル・メディコアセシノ、インポシブレ、パシオンクリスタル、ルナティック・エクストリーム、フライウォリアー、イホ・デ・カニスルプス、スンビ、セプティモラジョ、メタレオン、アラミス、トラウマⅠ、デモニオインフェルナル、オベット、イホ・デル・ウラカンラミレスだ。

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 最初にリングに登場したのはマンチャスとエラゴン。その後、インターバル毎に他の選手が次々とリングに登場し、ギブアップ、もしくはピンフォールでのみ退場となる形式で試合は進行。試合はリングのみならず場外でも繰り広げられた。

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 試合終盤、トラウマⅠ、カニスルプス、アラミス、デモニオインフェルナルがそれぞれ残った。まずはトラウマⅠが退場すると、続いてアラミスも退場。最後はカニスルプスとデモニオの一騎打ちとなった。試合は言うまでもなく正真正銘のルチャリブレであり、胸への激しい張り手の応酬、リングの端から端まで使った大技を繰り広げながら、互いにピンフォールを狙う。最後は両者スタミナ切れの状態であったが、デモニオがカニスルプスからピンフォールを奪って、REY DEL RING2019のタイトルを獲得した。

http://www.thegladiatores.com/demonio-infernal-rey-del-ring-2019/

ジョーディン・グレイスがImpact Wrestlingと契約を結んでいないことが判明

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(写真元:Sports Illustrated 記事元:solowrestling.com SONIA ARROYUELO)

 プロレス専門サイトPWInsider.comは、2018年からImpact Wrestlingの大会にレギュラー出場しているジョーディン・グレイスが、同社との契約は結んでおらず、フリーエージェントの状態であることを伝えた。

 Impact Wrestlingは彼女と2年間の契約を結んだとされていたが、突き返されたのか、それとも有効なのかはともかく、どうやら合意には至らずにグレイスはここ7か月に渡って、同社の開催する興行に姿を現し続けているわけだが、契約関係にはないというのだ。

 同メディアによると、話し合いは行われたと断言するが合意には至らなかったという。また、Impact Wrestlingとこのニュースについての情報を聞き出すためにコンタクトを取ったところ、同社はフリーエージェント状態の彼女と契約を結ぶべく全力を尽くした、という。さらに、今後24時間以内に彼女との契約に至らない場合、彼女とImpact Wrestlingとの協力関係は終了する見込みだ。

 グレイスは、フィラデルフィア大会に姿を現し、現ノックアウト王者のタヤ・バルキリーに挑戦表明、そして、その試合は4月28日トロントで開催したPPVイベントであるRebellionにて行われたという。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/80819-se-desvela-que-jordynne-grace-no-tiene-contrato-con-impact-wrestling

ロブ・ヴァン・ダム「Impactがさらに遠くまで行けるように助けに来た」

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(写真元:Wrestle Talk 記事元:solowrestling.com ALEX MURILLO)

 6年ぶりに古巣であるImpact Wrestlingに復帰したロブ・ヴァン・ダム。ブッカー・Tのポッドキャスト番組Hall of Fameに登場したRVDは、自身のImpact Wrestlingへの復帰について語った。

「実に最高だよ。彼らは俺を慕ってくれている。彼らは俺に近づいてこう言うんだ。『すいません、でもあなたの試合を見て育ったんです。そして、こうしてここであなたを見れるということがどういうことか、あなたは知らないんです。』だからこそ、今までもそうしてきたようにプロで居続けるだろう。この会社をさらに前進させたいと思っている。」

 Extreme Championship Wrestlingの伝説は、長年プロレスラーとした精力的に活動を続け、テレビでは試合を行わないことを続けてきたと明かした。さらに、続けて、フレキシブルな勤務時間が彼にとって都合が良いそうだ。

「テレビで観戦するファンにとっては(RVDの復帰が)特に嬉しいだろうね。俺にとって、特に変わったことではないよ。ここ3、4年は年間10から12試合に出場してきた。今はテレビを主戦場にして、イタリアだろうとオーストラリアだろうと、どこでも俺の試合を見ることができる。そして、それが今、俺のやるべきことなんだと思う。

 RVDはECW時代と若手時代に培ってきたことを今は評価できると認めた。

「今なら、あの頃をより評価できる。何より試合に集中していたからね。ここ数年間してきたことで、人生に対する見通しを変えることができたと気づいたよ。人生は競争じゃなくて、自分をリラックスさせて、落ち着いた状態でいることを助けてくれるものだってね。」

 また、ECW時代の競争精神について話し、また、メンタリストでもあったサブゥーを称賛した。

「競争を求めるんじゃない。1番になるんじゃない。誰かと比べたりもしない。でも、かつての自分はRVDの名前を練り上げて、それですぐにECWのロッカールームに辿り着いた。サブゥーは俺のメンタリストで、彼が言ったことの全ては俺にとってのカギだった。俺は彼の言うことだけを聞いていたよ。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/80810-rob-van-dam-sobre-impact-wrestling-he-vuelto-para-ayudar-a-que-impact-llegue-mas-lejos