(写真・記事元:THE GLADIATORES)
11月2日水曜日2016年恐怖の城興行が、アレナ・ナウカルパンで開催された。メインの金網マッチでは、総勢10名のルチャドールが、己のマスク存続を賭けてリング上で激戦を繰り広げた。ルールは開始から10分後にリングからの脱出が認められ、最後までリングに残されたルチャドールがマスクを脱がなければならない。
10名のルチャドールは同盟関係を組むことなく、文字通り、総勢10名による試合となった。その中でも、特に注目されたのはインポシブレとエンペラドール・アステカのライバル関係だった。
10分が経過すると、全員がリングからの脱出を図ったが、同時に妨害も始まった。打撃や、拷問技がリング上で繰り広げられた。
その隙を見逃さなかったサトゥラが、まず最初に金網に囲まれたリングから脱出しようとしたが、誰も彼を妨害した者がいなかったにも関わらず、彼は他の9人のルチャドールに向かってボディプレスを決めようとした。ところが、落下時に膝を負傷。その隙に他の9名のルチャドールがリングから脱出し、なんと皮肉なことにサトゥラが結果的にマスクを脱ぐことになってしまった。
サトゥラはメキシコシティ出身、エクトル・ネリ、30歳と名乗り、プロのルチャドールとして8年間活動していることを発表した。