(写真元:WWE.com 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com IVÁN BEAS)
これまでに、WWEが試合中で繰り出された技の中でも危険なものについては、その使用を禁止した技が数多く存在する。しかし、その中には再びその使用を解禁された技もあり、今回は5月に禁止されたバックルボムの使用が解禁されたというのだ。
バックルボムはパワーボムの要領で相手を抱え上げた後、そのままマットに叩きつけるのではなくコーナーポストに叩きつけ、首や頸椎にダメージを与える技である。セス・ローリンズを含め多くのプロレスラーが同技を使用している。
それは良しとして、デイブ・メルツァー記者のWrestling Observer最新回によると、同技の使用が解禁されるとのことだ。同記者によると、WWEビンス・マクマホン社長直々に禁止技リストから同技を削除したのだという。
事実、先週のSmackDownに行われたセス・ローリンズとマーフィーの試合にて、セスが禁止技リストに登録されて以来、初めてバックルボムを繰り出したことから、使用が解禁されたことがわかる。バックルボムはセスが多くの試合で用いてきた技の一つだ。
正確にいうと、同技が禁止されたのはこれまでに多くの問題を起こしていたからである。2015年、セスと対戦したスティングが負傷し、直近ではニーア・ジャックスがバックルボムを使用してカイリ・セインが負傷したことから禁止技リスト入りした。