(画像・記事元:superluchas.com Apolo Valdés)
先週水曜日にCMLLはDMTアスルがメキシコヘビー級王者として認知されていないことを発表し、同選手は防衛戦で敗れたことがないことから、そのようなことが起こることはありえないと抗議した。
多くの疑問や意見に、メキシコシティルチャリブレ協会は会見を行い、DMTアスルがヘビー級王者として認められていない理由について説明した。
同協会の代表であるエル・ファンタスマとコミッショナーらの発言によると、協会はDMTアスルから次の3つの理由によりタイトルを剥奪することにしたという。
- ディアマンテアスルからDMTアスルにリングネームを変更したこと。タイトルはディアマンテアスルとして獲得している。
- 90日間防衛戦を行っていないこと。
- タイトルを管理する協会に通知せず、オアハカ州のとある興行で防衛戦を行ったこと。
これらの主張は正しいのか?
しかしながら、理由が発表されてからもなお多くの疑問が残ることとなった。リングネームは変更したものの、タイトルを獲得したのは同一人物である。つまり、リングネームを変更したことによって、それ以前にディアマンテアスルとして活動していた時の全ての権利を失った、と主張しているのだ。
90日間防衛戦を行っていないという理由についてだが、CMLLには少なくとも同日数を満たす防衛戦が行われていないタイトルが3つ存在している。600日間防衛戦を行っていないライト級王者エレクトリコ、約300日間の女子王者レイナ・イシス、そして622日間のウェルター級王者ソベラノジュニアらからタイトルが剥奪されることはなく、現在もタイトルホルダーのままである。
最後に1月にオアハカ州アレナ・ペペ・シスネロスで行われたという、協会が認知していない防衛戦についてだが、その時期に起こったことが知られていない可能性はあるが、CMLLは団体に所属する選手が参加する大会については調査することが通常であり、同大会にはウルティモゲレロが参加していた。
この教会の発表にDMTアスルがタイトルを諦め問題を平和的に解決するのか、それとも別の方法で王者であり続けるための手段を探すのか、今後の動向に注目だ。
Comisión explica por qué desconoció a DMT Azul como Campeón Completo | Superluchas