【訃報】関節技マスターのゼブラキッドが逝去 - ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

（画像・記事元：superluchas.com Apolo Valdés）

　4月21日、ルチャドールのゼブラキッドこと、ウンベルト・ペレス・ウィハレスが74歳で逝去した。

　故人の息子がSNSを通じて、複数の病気の合併症によって亡くなったことを伝えた。

　タマウリパスで愛されたゼブラキッドは引退後もその無数の関節技で観客を楽しませた。その中にはオリジナル技もあり、Super Luchasでもそれらの技を記事として取り上げたこともある。

　その他多くの選手のようにそれほど有名ではない選手であるが、タマウリパス出身のゼブラキッドは、彼を認めるファン達をも虜にする術を知る選手であった。

　生まれ故郷のタンピコで66年にデビューした同選手は、ルベン・ルビオ、ザ・フラッシュなどのリングネームを経て、最後にゼブラキッドを名乗った。

　ゼブラキッドの師匠は、ルディ・バレンティーノ、ディアブロ・ベラスコであり、現役時代はテコンドー、松濤館流空手、ハプキドーなどの様々な武術を嗜んでいたという。

　そういった知識が素晴らしい多くの瞬間を生み出し、ファンからの人気を得たのであった。

　コントラマッチでも数々の成績を残しており、ドクトルキムラ、ガルガンチュア、アベネグラ、ディンキ・エル・ドゥエンデ、フエゴネグロのコントラマッチに勝利した一方で、ビジャノⅢとのマスカラ戦に敗れている。