ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

【CMLL】ケモニートとCMLLが闘争に際してそれぞれの構えを明らかに

(画像・記事元:superluchas.com 記者:Apolo Valdés)

 ケモニートCMLLの愛の歴史は突如として終焉を迎え、現在は、異なる問題、特に名前と労働問題について、CMLLのかつてのマスコットキャラクターを演じていた人物と団体の間で非難合戦が起こっている。

 9月25日月曜日、ケモニートは弁護士、支援者と共に会見を開いた。会見の中で、様々な観点、特に名前と権利を侵害されたとケモニートが発言している労働問題を中心に団体を告訴したことを認めた。

 ケモニートは法律に準じて団体と争うことを明らかにした。最後にCMLLを訪れた際、複数のルチャドールに追い回され、書類へ強制的に署名させられそうになったことを認めた。ケモニートが受け取る権利のある支払いが具体的にいつになるのかは不明であるが、弁護士らは記録を保有しており、真実と正義をもって、必ずケモニートが支払いを受け取ることができると約束している。

 「私は失望してはいません。単純に、相応の対応をしていただけなかったということで、私を応援してくれる仲間もいます。しかし、会社に背くことになってしまうので、黙っている方がいいでしょう。家族や私の日常生活に支障をきたしているので、精神的に参っています。私を心配してくれる家族から離れることで、私は落ち着きませんが、先生方と一緒にいることで家族も私もより安心できます。」

 一方で、弁護士のエンリケ・サエンス氏は、団体は契約不履行の問責の他にも、契約書コピーを未譲渡や労働法を遵守していないといった、労働の権利の侵害に関連する容疑もあるとしている。さらに、ケモニートルチャドールであり、仕事中に負ったケガがあること、椎間板ヘルニア、肋骨の後方へのズレ、関節の摩耗などを検査を通じて発表したいとしている。

CMLLがケモニートへ反応

 CMLLは、同団体への不満を表明し、告訴する計画であることを発表しているケモニートことヘスス・スアレス・ロサレス氏への返信として公式文書を発表した。

 文書内で、CMLLケモニートが契約を更新しなかったのは彼自身の決断であり、勤続年数20年間、契約義務は厳格に果たされていたと強調している。同団体は社員の福祉に対する義務を再確認し、全関係者に相応しい条件を常に提供していると断言した。

 また、CMLLはケモニートというキャラクターは団体に帰属しており、ヘスス氏がCMLLに戻ることを決めるのであれば、引き続き、ケモニートのキャラクターを演じてもらう用意が出来ていることを明かした。さらに、ケモニートはファンのお気に入りのキャラクターの一人であり、CMLL創立当初よりファンによって時間をかけて応援されているキャラクターであると強調した。

 文書は、CMLLは和解へ向けての姿勢を崩しておらず、第三者経済的利益が状況に影響を与えることを容認せず、両方にとって有益な解決に至るために対話する準備があることを強調している。

Kemonito y el CMLL fijan postura en conflicto | Superluchas