(写真元:AEW 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com 記者:Nicolas Lafferriere)
- トニー・カーン氏はAEWは女性へのセクハラ問題と戦っていくことを宣言。
AEW Worlds Endは、AEWのバックステージで団体のキーマンが告発されたことで、曇って見えてしまう大会となってしまった。直近で、ニック・ハウスマン記者が、クリス・ジェリコが元所属選手のカイリー・レイに対して不適切な行為を行ったと指摘する噂を再び取り上げたのだ。
SNS上でカイリー・レイの難解な返信を受けて、ユーザーらは土曜日の間、このテーマについて議論を交わし続けていた。カイリー・レイを守る正義と、クリス・ジェリコへの罰の要求の声はSNS上だけではなく、Worlds End大会直後の記者会見でも質問が飛び交うこととなった。
記者会見で、トニー・カーン氏はこの件についてケヴィン・マケルバニー記者から質問を受けた。同記者はカーン氏にAEWのセクハラに対する方針について質問した。「全ての企業において、男性にも女性にも適用されるものです。」とカーン氏は会見場で回答。「それは真摯に受け止めるものです。厳しい方針が現在もあり、そのような状況を出来る限り回避するための出来る限りのことを行っているのは確かです。」
「AEWは世界中の他のプロレス団体と比べても史上最高レベルのセキュリティが保たれていると思いますし、セクハラという観点からも最も安全な場所であるという認識です。もし、所属選手の誰かが一度でも不安に思ったのならば、そのために私と話をするための回線が常に開いています。誰しもが座って、ありとあらゆることで不安を感じた時に私と話をすることが出来ると状態にあると思っています。」
カーン氏は、このタイプの状況については懲罰委員会が対応することになると発言した。同委員会は過去にCMパンクの懲戒処分の対応も行っている。「もし、何かが明らかになったとすれば、これまでの対応と同様に、懲罰委員会が即座に対応することでしょうし、我々の委員会は素晴らしい役割を果たしていると思っています。社内全体で、私や委員会の誰にでも繋がるホットラインが開いているということは周知されています。」
「ネット上の噂や根拠のないことについて話をすることは出来ません。ケヴィンとは以前も話をし、我々の方針と規律上のプロセスについて言及しました。我々は常にそのルールに従い、世界中で最も安全な、史上最高のセキュリティを誇るプロレス団体であると思っています。私は誰にでもそう説明しますし、何らかの不満があるときはいつも私や事務所の誰かに話をすることが出来、我々はいつでもそれを調査します。」と、カーン氏はこの件について再び質問を受けた際に回答している。
「そのことについて話をすることは出来ません。規律上の方針があり、判断を委ねるための懲罰委員会が存在しています。AEWの全社員、AEWで試合をしたことのある誰しもが私や懲罰委員会と話をすることが出来ますし、いつもそうです。我々が普段通り行動しているように、だからこそ、AEWは最も安全な環境である、プロレス業界で最も安全な場所、歴史上でも最高のセキュリティを有していると思っています。」