(写真元:NJPW 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com 記者:Antonio Rubio Ato)
以前からWWEがタマ・トンガの獲得に興味を示していることは公然の事実となっている。ベテランプロレスラーは新日のリングで10年以上活動を続けてきたが、家と家族により近い場所でプロレスをするため、先月末に団体を退団する決意を示したことから、多くの人々がWWEへの移籍について期待を寄せ始めていた。
本日午後、専門メディアのレスリング・オブザーバーは噂を裏付けを行い、WWEの複数の情報提供者がタマ・トンガの入団を認めたと伝えている。ちなみに、かつて同選手はWWEからのオファーを受けていたが、その際は新日の待遇の方が好ましいことから、そのオファーを断っているが、今回は新たに優先すべき私情があることから、再びオファーを断ることはなかった。
先週末のThe New Beginning札幌大会では、パートナーのタンガ・ロアとタッグを組み、邪道が特別レフェリーを務める試合でヒクレオ、エル・ファンタズモ組と対戦したが試合には敗れ、この試合をもってして新日での14年間の活動に幕を閉じた。
ゲリラズ・オブ・ディスティニーの名の下、トンガとロアはIWGPタッグ王座を7度獲得している。個人ではNEVER無差別級王座を4度獲得。1月22日に開催されたThe New Beginning名古屋大会ではEVILに敗れ、王座から陥落した。
トンガのリングネームは、前日本プロレスリングで活動を始めるために力士を引退した、キング・トンガ、ハク、ミングのリングネームで知られる父親から受け継いだ名前だ。
トンガは人気ユニットのバレットクラブにAJスタイルズ、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズらと所属。WWEへの移籍からブラッドラインに合流するのではないかという噂が立っている。この件については、トンガはローマン・レインズやロックとの血縁関係はないものの、父親のハクを理由に、ジョンソンーメイビアとアノアイーファトゥの血縁関係であると考えられている。