（写真元：NJPW 記事元：solowrestling.mundodeportivo.com 記者：Nicolas Lafferriere）
- アメリカ2大プロレス団体は引き続きオカダカズチカと交渉中。
オカダカズチカは公式に移籍交渉期間に突入した。日本人プロレスラーは新日での試合が数試合残る2月に入り、一方でフリーエージェントして新たなシーズンを開始する。
過去に報道されたように、『ザ・レインメーカー』の移籍先最有力候補とされているのはWWEとAEWだ。フリーエージェント公式宣言から二日しか経っていないが、オカダと両団体に関連する報告は、数週間前から具体的な形となって現れている。
Wrestling Observer Newsletter最新号はオカダカズチカと両団体の最新情報を伝えている。同メディアは、オカダカズチカとそのチームは頻繁にWWE、AEWとコンタクトを取っており、今後、数週間でどちらの団体に移籍するかを決定するのが待たれている、と伝えた。
AEWは、より高額な報酬と余裕のあるスケジュールをオファーしているが、楽観的な見方については慎重である姿勢を崩していない。一方、WWEはオカダカズチカを納得させる説得力を持つ世界最大のプロレス団体であるということに自信を見せているという。「報酬とスケジュールについてはAEWに分がありますし、良い試合も同様です。しかし、WWEはより世界的な進出が見込め、自身のネームバリューとプロレスラーとしての価値を世界的なレベルに高めるというチャンスがあります。」とデイブ・メルツァー記者は伝えた。
自身の団体に引き抜くためにWWEとAEWが戦争状態であると伝えていたことが現実となったわけだが、いずれのメディアもオカダカズチカの将来について断定することは出来ていない。今後数週間でプロレス業界における『ザ・レインメーカー』の将来についての新たな報道があることだろう。